日本美食の旅
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空花7/27
食べ歩き脇元かな子さんの優しさが、皿から溢れでる。 食材を見る目が真摯で、愛があり、そこに自己を入れ込んでいないので、味がとても素直である。 だからここは居心地がと……
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〜サザエ料理のベスト〜
食べ歩き〜サザエ料理のベスト〜 サザエの料理で何が好きかといえば、今獲ったばかりのサザエをぶつ切りにして醤油をかけて白いご飯と食べるやり方である。 味は淡い。 し……
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「めん房やまもと」 <京都の平生>39
食べ歩き醤油色の濃いスープ。 うまみはあるが、強すぎないスープの味わい。 油脂分は鶏だろうか。 それもさりげない。 やわやわではないが、コシはあまりない中細ストレ……
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アワビの肉体に吸い込まれる
食べ歩き「大きなアワビが手に入りました」。 そう言って、シェフは子供のような笑顔を浮かべられた。 佐渡島のフレンチ「ラプレージュ」の須藤良隆シェフである。 分厚い……
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見事な焼き具合だった。
食べ歩き土曜丑の日にはうなぎは食べない。 混雑し、日に何本も鰻を焼かねばならず、その日のために鰻をたくさん用意しなければならない。 鰻屋にとって決していいとは言えな……
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パンペルデュサレ
食べ歩き「パンは自分で焼いたブリオッシュです」。 パンペルデュのパンは何かを尋ねると、たった一人で店を切り盛りする痩身のシェフは答えられた。 パンの塩気が、ここ……
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コハダ
食べ歩き今月の次郎。 夏のコハダはいい。 コハダ自体に力があり、酢がいき渡っていながら、出過ぎていない。 見事に酢飯と調和しながら口の中で舞う。 締めの浅いコハ……
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料理されてなお、肉体の躍動がある。
食べ歩き「わたしを噛むのね」。 えびに歯を入れようとした瞬間に、囁かれた。 そっと噛む。 えびの肉体はしっとりとして、ぬめりも感じる。 炭火で焼かれているの……
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「鱧のお椀」の品格
食べ歩き美味しいものを食べていくと、「知る悲しみ」が生まれる。 様々な美味しいものを食べ重ねていくうちに、今までおいしいと信じていたものが、そうでもなくなってしまう悲……
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料理人殺すにに刃物はいらぬ。三日休めばいい
食べ歩き「料理人殺すにに刃物はいらぬ。三日休めばいい」と、あるベテランの料理人から言われたことがある。 コロナ禍で無念なのは、老齢のために閉店を早められた方が、数……
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