日本美食の旅
(7315件)- 
          
             食事処 高橋 絶滅危惧丼。 食べ歩きどこからどう見ても、普通のカツ丼である。 やや色黒なことをのぞいては。 箸でカツをつかんで噛み、ご飯を掻きこむ。 その途端、体の底に眠っていた下品好きが、覚…… 続きを読む
- 
          
             青山「鮨 あお」 おこのみという素敵。 「前からやってみたかったんです」。 若い鮨職人は、そう言って嬉しそうな顔をした。 昔はすべての鮨屋が、おこのみだった。 好きな握りだけを食べてサッと帰る人、刺…… 続きを読む
- 
          
             青山「あお」 切ない握り。 食べ歩きマカジキの握りは、切ない。 最近は見かけないが、昔の寿司屋には、必ず置かれていた。 タネがずらりと書かれた中に、「つきんぼう」と、書かれていた店もあった。 …… 続きを読む
- 
          
             自由が丘「とんかつさとう 東京とんかつ会議207自由が丘「とんかつさとう」 とんかつ会議東京とんかつ会議207自由が丘「とんかつさとう」 上ロースかつ150g 1600円 極上ヒレ800円 【肉3衣2油2ソース2キャベツ3ご飯2味噌汁2お新香2…… 続きを読む
- 
          
             <食品ロスと衣> 食べ歩きとんかつ屋に入ると「食品ロス軽減にご協力ください」という張り紙があった。 塩と醤油はテーブルに置かれておらず、注文時数量をいうと小皿で出してくれる。 またご飯…… 続きを読む
- 
          
             六本木「ラ・ブリアンツァ」 無茶振りから生まれる新星。 食べ歩きまたいくつか無茶振りをした。 イタリアンのシェフに、木の芽味噌を使った料理が食べたいという、意地悪な希望を出したのである。 木の芽味噌をつかうと、どうやって…… 続きを読む
- 
          
             鎌倉「北じま」 異なる次元へ。 食べ歩きアンコウが、ファインティングポーズをとっていた。 「異次元のアンコウです」。 運んで来た女性がコーフン気味に言う。 アンコウに異次元も普遍もなかろう。 そう思…… 続きを読む
- 
          
             ブリアンツァ 酸味の熟成。 食べ歩き正確にいうとデザートではないかもしれない。ドルチェ代わりに出された、リコッタチーズである。乳脂肪が濃く、新鮮で、きれいな味わいのリコッタにかけてあるのは、イチ…… 続きを読む
- 
          
             虎ノ門「香港焼味酒家 璃宮」 焼味のまこと。 食べ歩きこの照りを見て欲しい。 輝きを見て欲しい。 齧ればタレの味と肉汁がどどっと流れ込んで、鼻息が荒くなる。 焼きダレは、甘いが甘すぎない。 …… 続きを読む
- 
          
             麻布十番 「メログラーノ」 レラの物語。 食べ歩きレラは、自分を牛と思っていなかったらしい。 ジビーフで知られる、西川奈緒子さんの駒谷牧場に引き取られた、一頭のジャージー牛の物語である。 泰然自若として人間…… 続きを読む