割烹
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4/19辻留
食べ歩き4/19辻留 奥村土牛のあやめ 小林東吾 石上さい花 花 山藤 香合は玉魚佩、 向付 鯛湯引き 松菜 おかひじき で代……
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穴子はすずめ焼に限るねえ。
食べ歩き穴子は照り焼きではなく、すずめ焼に限るねえ。 さっと塗った醤油地が、穴子に潜む甘みを際立たせる。 いやなによりきりっとした、背筋が伸びた味が江戸っ子らしい。……
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「不易流行」
食べ歩き<不易流行を見つめ直す時期> どうして東京の人間は、江戸料理という自らの素晴らしい食文化を捨て、京料理という幻想にはまっていったのだろう。 京都が持つ「ない……
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「あなご」と、墨痕鮮やかに書かれた文字が手招きをする。
食べ歩き路地に闇が忍び寄る。 夜が舞い降りた石畳に、大きな提灯が灯る。 「あなご」と、墨痕鮮やかに書かれた文字が手招きをする。 ガラス戸を開けて、「こんばんは」と……
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ただの昆布の佃煮ではない。
食べ歩きこれもまたいいねは、少ないかもしれない。 「昆布の佃煮」である。 しかして、ただの昆布の佃煮ではない。 常連だけにこっそり出す、ヒラメの昆布締めに使っ……
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「辻留」の「鯛茶漬け」
食べ歩き大ぶりの京焼き茶碗を用意する。 熱々のご飯をよそい、ゴマだれに浸かった鯛を敷き詰める。 そこへ極限まで熱くした煎茶を注ぎ込む。 その上へもみ海苔散らし、お……
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もめん。4/17
食べ歩きもめん。4/17 ★うすい豆とうふ 豆の穏やかでいて包容力のある甘さが、何者にも邪魔れずに膨らんでいる。 しみじみとうまい。 だから豆腐とウ……
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相手のことを考える
食べ歩き「燗酒を頼んでいただいているので、これを召し上がってください」。 出されたのは、たたみいわしに乗せられた豆腐の田楽だった。 思わず笑みがこぼれる。 心……
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思い出すだけで、にやけてしまう。
食べ歩きああ、もうやめてください。 しめ鯖を軽く炙って、ご飯に乗せただけなのに。 ああそれなのに、一口食べて体の力が抜けた。 うまみが舌の上で、ぐるんと回って、笑……
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時間がご馳走になって、体に降り積もる。
食べ歩き一本だけ咲く桜の樹の下で、一人静かに折箱を開く。 桜の葉が敷き詰められた真ん中には、桜鯛のお寿司が一つ。 お寿司をゆっくりと食べながら、桜を愛でる。 もう……
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