そば
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それはまずい。
食べ歩き「それはまずい。まずい食べ方だよ」。 いきなり先制パンチを喰らった。 ここは博多の蕎麦屋である。 品書きを見ると、蕎麦は、二八、十割、さらしな、二色(本日……
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ごぼう天わかめそばの食べ方。
食べ歩き中野駅立ち食いそば「かさい」 ごぼう天わかめそばの食べ方。 ここの名物は、具がいっぱい入ったタヌキである。 後ワカメも他の立ち食い蕎麦店のようなミイラ状態……
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セリの囁き
食べ歩きそばつゆを、一口すすると、セリが囁いた。 爽やかな青い香りが、心をくすぐる。 「今朝採ってきた野芹です。車で30分も走れば、採れる場所がある。金沢は……
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“整う”
食べ歩き“整う”という言葉が浮かんできた。 金沢「蕎味 櫂」の料理である。 例えば、蕎麦がきに乗せたもろみ味噌の中には、微かに蕗の薹が入っている。 赤貝とバイ……
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帆掛きそば
食べ歩き味が澄んでいる。 丁寧に作られたスープも自家製麺も、味が澄んでいる。 一口スープをすすり、麺を手繰った瞬間に訪れる暖かい気持ちは、作り手の誠実だろう。 那……
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南国蕎麦のしぶとさ
食べ歩きそばといってもすばでないよ。 宮古島で日本蕎麦なのである。 店主鎌田さんは、毎朝5時に起きて蕎麦を仕込む。 宮古島産無農薬蕎麦の実を自家製粉し、蕎麦にする……
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「二八nihachi」
食べ歩き一昨日から虎ノ門横丁のPOPUPで、「二八nihachi」が始まった。 やられるのは、銀座「杉もと」の杉本さんである。 昼は、大海老、ふぐ、うなぎ蒲焼の天ぷ……
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サラダは酒の肴には向いてない。
食べ歩き酒飲みに言わせれば、サラダは酒の肴には向いてない。 しかし居酒屋には、なぜかサラダという品書きがある。 だから僕は、必ず頼む。 何を隠そう(隠しても意味が……
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至高の町蕎麦屋
食べ歩き街中華という造語はあるが、街蕎麦という言葉はない。 街中華が高級中華に対する庶民的な中華料理として愛されるように、どの街にもある一般的な蕎麦屋も街蕎麦として、……
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奥能登「そばきり 仁」。
食べ歩き築300年という屋敷は、奥能登の寒村にひっそりと佇んでいた。 天領の庄屋宅であったという屋敷が、静かに時を重ねている。 中に入ると、座敷には囲炉裏が切ら……
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