和食
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銀座「すきやばし次郎」
ウニのことを書こうと思う。
食べ歩き「すきやばし次郎」のウニのことを書こうと思う。 最初にいただいたのは1995年で、食べた瞬間気絶そうになった。 そしてこれは、夢を運ぶケーキだと思ったことを覚え……
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水天宮「日本橋蠣殻町 すぎた」
日本橋蛎殻町 すぎた12/26
食べ歩き★のつけのほたて 甘味の品の良さ クリクリというしなやかなアスリート。香りの甘みがいやらしくない。澄んでいる。 ★神奈川カワハギ 奥ゆかしいあまみ ★舞……
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青山「宮坂」
白いご飯
食べ歩き割烹の締めは白ご飯がいい。 最近は豪華な食材を炊き込みご飯にして出すところが多くなり、それはそれで魅力はあるのだが、今までのご馳走の流れが切れてしまう。 「な……
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赤坂「渡なべ」
寒鰆の塩引
食べ歩き「今日は、ご飯のお供に何をお出ししようかと考えたのですが、いい寒鰆が入ったので、塩引きにしました」。 それは危険である。大変危険である。 みた目は地味だが、特……
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湯島「シンスケ」
「シンスケ」の肴は、整っている。
食べ歩き「シンスケ」の肴は、整っている。 銀杏塩焼きの殻の置き方。 ほうれん草胡麻和えの胡麻衣のかけ方、ゴマの散らし方。 ブリ塩焼き串の、大きさの揃え方。 刺身盛り合わ……
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四谷 たまる
「あんこう鍋」
食べ歩き荒木町に夜が忍び寄る。 路地の提灯が一つ、静かに点いた。 「あんこう鍋」と、墨痕鮮やかに書かれた文字が呼び寄せる。 かつてここは花街だった。 路地の右手は黒塀で……
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京都「なかひがし」
僕は君を欲していたんだ。
食べ歩き白味噌の甘みが、凍えた舌を抱きしめる。 喉に落ちいく汁は、隅々へと染み渡り、体をゆっくり溶かしていく。 猪口茸のぬめりが唇を舐め、日野菜の香りが鼻に抜ける。 ……
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神田「まつや」
なんとしても飲まなきゃ。
食べ歩き蕎麦を一枚、つつぅっと手繰って出るつもりで入ったが、また飲んでしまった。 何しろここは、11時に行こうが、昼過ぎにいこうが、なんとしても飲まなきゃという雰囲気に……
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新発田「鮨 登喜和」
「ととまめ」
食べ歩き「ととまめ」と、新潟では呼ぶ。 塩蔵いくらをさっと茹でたものである。 魚の豆とはなんと可愛らしい名前だろう。 おそらく生臭みを嫌ってのことだろう。 昔はよく食べ……
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静岡「成生」
桜エビ
食べ歩きなんと繊細なのだろう。 かき揚げにせず、バラ揚げにした小さなエビ1尾1尾が、舌の上で跳ね躍る躍動感があって、エレガントな甘みが溢れでる。 人の手がかかっている……
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