和食
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四谷 萬やおかげさん
世界一のおむすび。
食べ歩き世界一のおむすびだと思う。 米も塩も水も、おむすびとして何が最適か、考え抜かれたものが使われる。 だが肝心なのは、そこではない。 寿司の握り手が違えば、同じ酢……
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京都「殿田」
他人丼 <京都の平生>59
食べ歩き今日は、「他人丼」を食べようと決めていた。 他人丼といえば、豚が多いが、京都では、牛肉である。 甘辛いつゆを抱いた卵とご飯を描き込み、やはりおいしいなあと、ひ……
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四谷「たまる」
冬瓜。
食べ歩き「この料理は、すぐにはできない。だから休みの日曜に店で、ずっと目を離さずに炊いています」。 八十手前になるご主人は、そう言って笑った。 突き出しの「冬瓜煮」で……
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塩山「海」
磯茶漬け
食べ歩き「締めはなにがありますか?」 「うちは茶漬けです。生海苔茶漬けと、茎わかめの煮干しと生海苔の磯浜茶漬けになります」。 茎わかめの煮干し? それは聞きずてならな……
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乃木坂しん
流れない液体.
食べ歩き「ガラスの器は、流れない液体なんです」。 京都は亀岡のガラス作家杉江智さんは言われた。 おっしゃる通り、杉江さんが作られる器は流麗なる躍動があり、細やかな輝きが……
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銀座「オステリア グッチ」 西日暮里「小鳥」
グッチと小鳥。
食べ歩き昨日昼は、マッシモ・ボットゥーラの来日に合わせて、グッチオステリアへ。 夜は、西日暮里の大衆焼鳥屋「小鳥」で飲んだ。 世界のトップシェフは、一昨日の夜にドバイ経……
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六本木「明寂」
丸十の水煮。
食べ歩きそれは不思議な一皿だった。 「丸十の水煮です。出汁は使わず、水と塩だけで炊きました」。 そうご主人は言われた。 まず不思議なのはその丸さである。 よくこんな球……
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ウニに好かれて。
食べ歩きウニに好かれている。 八戸で散々ウニを食べて、東京に戻ったら、寿司屋さんからウニが届いていた。早速、海苔を炙ってウニ丼にしてみた。 しかしこのウニは、デ……
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六本木「明寂」
眠りし野生に火をつけるもの。
食べ歩き「丸揚げです」 すっぽん(丸)の唐揚げである。 ガリッ。カリカリ。 唐揚げをかじれば、痛快な音が響いて、肉に歯がめり込んでいく。 むっちgりした肉体から、滋味……
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八戸「銀波」
続 いちご煮
食べ歩き続いちご煮 いちご煮の美味しいのに、出会ったことがない。 前回そう呟いたら、次の日予約していた料理屋に電話してくれ、いちご煮が出された。 蓋を開けると、ウニの……
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