川魚 淡水魚
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有田「龍水亭」
赤と薄赤の身に光が抜ける。 光线透过红色和浅红色的身体
サク。 サクサクッ。 冷たい鯉の刺身を噛みしだく。 サク。 サクサクッ。 赤と薄赤の身に光が抜ける鯉を噛みしめる。 ほのかな甘さは、途切れることなく、噛……
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水の国の料理である
食べ歩き水の国の料理である。 舌にのせれば、ふんわりと、ムースのように溶けて、夢見心地を運ぶ鮭の身と、高熱真空調理で、ホロホロと崩れてゆく骨に驚き、胡瓜を食べる。 ……
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トマト鍋
食べ歩き , 寄稿記事トマトがうま味を広げながら、一筋縄ではいかぬ熟れた酸味を滲ませ、目を覚まさせる。そこへ木姜子油が、レモンに似た爽やかな香りを放ち、ナマズはぬるんと口に滑り込んで……
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「さあ食べろ」
食べ歩き「さあ食べろ」。鮎が叫ぶ。 130gはあろうかという和良川の主が、皿の上でのたうっている。 腹を膨らませた堂々たる体躯に、精を漲らせ、食べる人間の覚悟を問う……
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大変危険である
食べ歩き大変危険である。おしのぎの、鮒ずしのパスタ。 第一種危険物取扱免状が必要である。 濃厚なるクリーミーがずるんと舌を、包み込むんで、ああカボナーラのようだと思……
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神保町「膳楽房」で
食べ歩き神保町「膳楽房」で、食いしん坊(呑兵衛)の6名が集結。 「緊張します。よろしくお願いします」と、若い誠実そうなピアスをしたシェフが現れる。 「そんな大丈夫で……
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ヒンシュク覚悟で報告します。
食べ歩きヒンシュク覚悟で報告します。 河原で1時間半あぶり焼いてくれた鮎を、串から抜き、頭からかぶりつく。 その瞬間川底へ引きずり込まれるのだ。 強烈な苔の香りが……
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銀座「サンタンデロ」
食べ歩き遊佐のヤマメと胡瓜、茗荷のスパゲッティは、様々な形に切られた胡瓜に工夫があって,清流の匂いに包まれる。 自家製ベーコンとコシアブラ、山アスパラガスのぺぺロン……
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鰻五題 3値段の差は?
日記一般的に、値段の差はサイズと量である。 鰻の大きさで松竹梅を設定している店もあれば、一匹が並で、一匹半が上と設定している店もあるので、必ず尋ねるといい。 ……
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鰻五題 2うな前の話をしようと思う。
日記鰻屋の肴といえば、うざく、う巻き、肝焼きが定番。蒲焼きは待つのに、うざくとう巻きはすぐ出るのはなぜ? という質問があった。 大抵の店は一匹半分のせるうな重……
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