東京
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「すし匠」
食べ歩き , 寄稿記事「すし匠」のご主人中澤桂二さんは、来年で店をたたみ、ハワイで店を開くという。 今は絶頂期である。つまみの合間に、握りを挟む独自のスタイルは、寿司好きや魚好……
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寿司幸
食べ歩き , 寄稿記事すしに艶がある。 赤ワイン漬けにした赤身は、妖しく光り、昆布〆の平目は、気品を漂わせ、おぼろ漬けにしたサヨリは、切なさがある。 いや握りだけではない。店主杉……
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銀座「趙揚」
大根とは
食べ歩き大根とは健気なやつである。 自ら味わいは控えめにしながら、他者の滋味は深く抱きしめ、恵みへの感謝を深くさせる。 趙揚さんは、もちろんその辺りのことは心得ていて、……
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後楽園「フーゴー」。
危険なメンチカツ
食べ歩き危険なメンチカツである。 通常のメンチカツはご飯が欲しくなるのに、これは猛烈に、赤ワインが恋しくなる。 原因は、京都「中勢以」より仕入れた、但馬牛の熟成肉を1……
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東京とんかつ会議 第39回 蒲田「檍」の「上ロースカツ定食(1300円)
とんかつ会議東京とんかつ会議 第39回 蒲田「檍」の「上ロースカツ定食(1300円) <肉3、衣2、油2、キャベツ2、ソース2、御飯2、新香1、味噌汁3、特記塩1 18……
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人の好みは面白い。
食べ歩き人の好みは面白い。 本日鍋大学の前に、日本橋「利休庵」に顔を出した。 ★するとすぐに70ほどの男性常連が入ってきて、座るなり「今日は、かつ丼かカレー南蛮……
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コハダが、生きている。
食べ歩き噛んだ瞬間、いけないことをしているような感覚があって、少したじろいだ。 コハダが、生きている。 歯がふわりと入り、しなやかな体に包まれていく。 ほのか……
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皮と脂にまだ命があって、人間をたぶらかそうとしている
食べ歩き皮と脂にまだ命があって、人間をたぶらかそうとしている。 ぱりっ。 ちゅるる。 音を立てるかのように、脂が甘く溶けていく。 北京ダックという料理のおい……
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雀握り
食べ歩き「赤貝を打ち付けると確かに身は締まるけど、細胞も壊すから、おいしくなるんです」。 「今日は、古い仕事をしてみます」。 そう言って、赤貝を握ってくれた。 「……
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立ち食いそば屋のおばさんは、明らかに困惑していた
食べ歩き立ち食いそば屋のおばさんは、明らかに困惑していた。 「タヌキとかき揚げは、同じようなもんだけど、いいの?」 「いいんです」。 僕はカビラ級の笑顔で……
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