京都
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ハモカツ丼
食べ歩き朱塗りの丼が運ばれた。 蓋を開けると、ご飯の上に小さなフライが二つ乗っている。 なんだろう。 一つをかじる。 ああこれはハモである。ハモカツ丼である……
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〈ハヤシライスのお作法〉京都の日常
食べ歩き〈ハヤシライスのお作法〉 イノダコーヒで初めてハヤシライスを食べた。 甘さがこれ以上でも以下でもなく、まろやかなうまみが後押しして、体の底から食欲が湧き……
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ウニ炒飯
食べ歩きご飯は、海胆炒飯 ウニ炒飯だった。 はらりと炒められた炒飯に、上湯と合わせたウニの餡がかけられる。 淡い塩味の炒飯に、ウニの優しい甘みが溶け込んで、なん……
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〜鴨は下顎がうまいの巻〜
食べ歩き〜鴨は下顎がうまいの巻〜 鴨の焼味が食べたいとリクエストしたら、上岡シェフは、「琵琶烤鴨」に仕立ててくれた。 腹開きにして琵琶烤鴨の用の串に刺し、窯で焼き上……
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「みやこ食堂」 <京都の日常>
食べ歩き昨日の北大路「たつ㐂」で、ビールのあてに男性が頼んだ冷奴と、別の男性が嬉しそうに食べていたコロッケのことが、頭から離れない。 朝起きたら、これは何がなんでも冷……
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北大路「たつ㐂」 <京都の日常>
食べ歩き初老の男性が一人、コロッケを食べている。 好きなのだろうか? 待ちわびたのだろうか? 小皿に入れられたコロッケ一個を食べながら、嬉しそうに笑っている。……
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「たんと食べて」
食べ歩き目の前で炊き上がったご飯の煮えばなを、一文字でよそっていただいた。 まだ少し芯がアルデンテな米は、穀物としての自尊心があって、歯にその命を主張する。 一方蒸……
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パークハイアット京都
日記目覚めると八坂の塔が、朝陽を浴びて凛々しく屹立していた。 遠く霞む嵐山が、京都という街を見守っている。 樹々の緑が目に、命を宿す。 今日一日に感謝する。 ……
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「めん房やまもと」 <京都の日常29>
食べ歩き醤油色の濃いスープ。 うまみはあるが、強すぎないスープの味わい。 油脂分は鶏だろうか。 それもさりげない。 やわやわではないが、コシはあまりない中細ストレ……
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「鱧のお椀」の品格
食べ歩き美味しいものを食べていくと、「知る悲しみ」が生まれる。 様々な美味しいものを食べ重ねていくうちに、今までおいしいと信じていたものが、そうでもなくなってしまう悲……
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