京都
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祇園「又吉」
日記祇園「又吉」。 7皿目のズワイガニ。 雪が笹にかかって、食べていくうちに溶け、春が来る。
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かぶら蒸し
日記祇園「千ひろ」。 菊姫大吟醸酒粕汁の途方もない包容力から始まった今宵の最後の一皿は、かぶら蒸しだった。 ひとさじすくった瞬間、かぶらのかぶらたる香りが顔を包……
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紅玉の魂
食べ歩き , 日記紅玉の、太く、豊かな甘みと柔らかな酸味が溶け合い、微かな苦味が香る。 そこには、大地の逞しさと太陽の大らかさが確かにあって、舌にねろりとしなだれかかるのだ。 ……
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この当たり前がなぜ東京にはないのか。<京都の平生>
食べ歩き蒲鉾、三つ葉、厚焼き蒲鉾、木湯葉、板麸、煮つけ椎茸。昆布出汁が効いた、甘いつゆを、黒七味で引き締め、表面は柔くふんわりしていながら、芯がある、京女のようなうどん……
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伏木先生と話しましたんや
食べ歩き , 日記「伏木先生と話しましたんや。料理は化学では語れないものがあると」。 「そしたら先生も、そうだと言っていました」。 「ボタン押して、気がついたら料理ができる。……
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自然への畏敬。
食べ歩き京都「なかひがし」で土瓶蒸しが出された。 岩魚と松茸、蕪の土瓶蒸しである。一口すすって、ほうっと顔が緩む。 自然なのである。 岩魚と松茸の香りが、自然のなりわ……
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つめあま8 竹流し水羊羹・京都 二条駿河屋
隠れ家 , シメご飯 , 1日1甘包装紙を取ると、簾にくるまれた箱が現れ、中には見るからに清涼な細青竹が並ぶ。 笹包みを解き、添えられた針で竹筒の節に空気穴を開け、逆側から吸うようにし……
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つめあま5 西湖・希水・紫野和久傳
食べ歩き , 1日1甘高台寺に本店を持つ料亭・割烹。大徳寺側の典座料理を供す紫野和久傳のおもたせ。 通年入手可能な人気の「西湖」(紙箱十本入り二千六百二十五円、竹籠入り三千二百……
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朝食はスリルだ。
食べ歩き , 寄稿記事外でとる朝食は、スリルだ。 なぜなら、普段は家で食べることの多い朝食が、外食という 非日常に替わるからである。たとえば広尾「栩翁S」で朝食をとれば、……
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饅頭系つめあま。
1日1甘 , 食べ歩き仙台に行った人からの土産で、我が家のブームになった。 「喜久福」の抹茶生クリーム大福。 冷えた皮と、抹茶の香り、アンの甘味に生クリームのコク。 よく出来た「つ……
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