割烹
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時間が生んだ料理
食べ歩き時が料理を生む。 撮れたばかりの水洗いしたイワシを、直ちに持ち帰り、素早く叩いてツミレにする。 その汁仕立ては、生姜を使わずとも、臭みがどこにもない。 脂……
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辻留3/2
食べ歩き辻留3/2 ★さより黄身和え 菜の花 寿のり わさび 器 辻勘之 京焼 菱形お雛様 ★椀盛 潮仕立 蛤真蒸 神馬草 そぼろ人参 ふきのと……
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椎茸のお粥
食べ歩き椎茸のお粥である。 焼いた椎茸に、ぼってりと炊いたお粥を合わせた皿である。 まずお粥を食べれば、お米の朴訥ながらも豊かな甘みが広がって、すっと心が晴れる。 ……
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昆布の音も鰹節の音も消えていた。
食べ歩きお椀は、昆布の音も鰹節の音も消えていた。 「片折」では、お椀の前に鰹節を目前で削り、昆布出しに落として杯で飲ませる。 昆布出汁は、山奥から組んできた水に……
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「地味」
食べ歩き100年という時を重ねた小料理屋で、盃を重ねる。 「私は、東京生まれの人が経営している銀座裏の小料理屋が好きなのであって、そこが「岡田」に通う最大の理由で……
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おいしいとはなんだろう?
日記おいしいとはなんだろう? そうお弁当から問いかけられたのは、はじめてである。 椎茸を食べた時だった。 大人のお弁当に入った椎茸の飴煮を食べる。……
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辻留2/2
食べ歩き辻留2/2 花入、魯山人 織部 ★先付 しみつかれ 大豆 大根鬼おろし 人参 シイタケ 鮭、 備前筒 魯山人 ★向付 青磁双魚 ……
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どうにも酢の物好きなもので。
食べ歩き酢の物はけなげである。 主役を張る気もなく、脇役に徹して、どこまでもさりげない。 その一方で自らの役目はわきまえていて、記憶の片隅に存在を記す。 ……
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〜心に料理を届ける〜
食べ歩き〜心に料理を届ける〜 「本当に美味しい料理を作るなら、お金をいただかないほうがいいのかもしれません」。 「野嵯和」の野澤さんは、そう静かに、はに……
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「もめん」さんのお椀
「もめん」さんのお椀がとても好き。 静寂の中に潜む情熱。 格式高さの影に隠れる大衆。 淡さに一滴だけ垂らした濃密。 鯛かぶらのお……
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