割烹
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自然の均整美がある。
食べ歩きこういう料理を出されると、ぐうの音も出せなくなってしまう。 京小蕪、蕗、ぜんまいの炊き合わせである。 色々な場所で炊き合わせをいただいて思うが、野菜とは……
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「言うに(結う)に言われず、解くに(とくに)解けず」
食べ歩き留椀の前には珍しく、酢の物でなく和物が出された。 「田芹とはりはり大根、とり貝の胡麻和え」である。 鳥貝と大根は、田芹の細さに合わせて同寸に切られ、和えられ……
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“ほんばい”
食べ歩き"ほんばい"はご存知だろうか? 声明の一種の梵唄でも、ブラフマンのアルバムでも、インドカレーのボンベイでも、シドニー郊外のボンダイでも、猪木のボンバイエで……
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今までの日本料理にはない新しさが存在している。
ブリの塩焼きである。 低温調理をして皮をパリパリに焼いたのだという。 一口食べて、ハッと目を見開かされた。 少量ながら、ごまが香ばしい。 この香りの……
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「ここにいる時が、一番楽しいんです」。
里山十帖 「ここにいる時が、一番楽しいんです」。 そう桑木野シェフは、嬉しそうに笑われた。 里山十帖の裏手にある、発酵部屋……
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幻の玉子焼き。
食べ歩き大阪心斎橋「もめん」1/11 「フグの白子とユリ根の茶碗蒸し」 フグ白子をゆっくりと口でつぶしながら、卵地の甘みを合わせる幸せ。 「伊勢海老唐……
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塩を少し入れるのが肝心なんや
食べ歩き「この料理があかんかったら、その前の伊勢海老もフグの白子もダメになるんや。だから一番難しい」。 風呂吹き大根の感動を伝えると、冗談ばかり言ってるご主人が、……
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1月の「欅苑」魚沼
日記1月の「欅苑」魚沼 素敵なおしぼり。 寒椿の箸置き 一の膳 人参、しいたけ、胡桃 豆腐の煮こごり 鮭のかぶらはさみ おぼろ豆腐の蟹あんかけ お椀 ……
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<2019年 もっとも感動した3皿>
食べ歩き<2019年 もっとも感動した3皿> 料理とは、その瞬間に輝き、消えていく。 たとえ同じ料理であっても、同じ衝動は得られないかもしれない。 ……
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博多ではここしか行かん。
食べ歩き博多に来たら、僕はもうここしか行かん。 そんな「畑瀬」今年も伺うことができた。 「鯨なます」 大根と人参と鯨のなます。その甘酢の塩梅に唸る。そ……
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