すし
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君はこんなにも品があったんだね
食べ歩き君は、こんなにも品がある奴だったんだねと石鯛は、微かな青い香りを抜けさせながら、上品な甘みを忍ばせる。 か細き柔らかな香りを漂わすさよりは、たくましい食感から……
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酢飯の酸味が
食べ歩き酢飯の酸味が、カーブを描いて舌の上を流れていく。 そこに年増の艶を漂わすサワラがほぐれ、気品の中にエロスを秘めた白皮ぐじが身をよじる。 肝を抱いたカワハギは……
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「地の魚を握ってくれますか?」
食べ歩き「地の魚を握ってくれますか?」と、小浜「すし良」で頼むと、鯖にツバス、丸アジにノドグロ、レンコダイにアオリイカを握ってくれた。 ほのぼのとした田舎の握りの上で……
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今週の食日記
食べ歩き , 日記今週の食日記〜これがタベアルキストの実態だ〜いずれは報告しますが、まずはメモ代わり 月曜 朝 コンビニサンド 昼 愛農高校学食 ソフト麺ミートソース ……
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小倉「天寿し」の天野流
食べ歩き小倉「天寿し」の天野流 マグロ節でとった出汁で漬けたという中トロのづけは、口に入れると、舌と同化するように崩れていく。 その瞬間に、どこからか燻製香が漂い、……
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やはり「なかのや」は
食べ歩きやはり「なかのや」は危険なのである。 金ちゃんは、アワビやミル貝の作りなんかも出してくれるけど、茶ぶりナマコや自分で干した青柳や、アワビの肝を漬け込んだやつ、……
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鳥羽「太助」
ウニの殻にうず高く盛られている。
食べ歩き丸い姿は愛らしく、オレンジ色の手毬でもある。 それは、鳥羽で長年海女を務め、引退した80数歳のおばあちゃんが作った焼きウニだった。 ガゼウ二を殻に盛り上げて詰……
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変態が好きである
食べ歩き変態が好きである。 変態と呼ばれて、喜ぶ職人が好きである。 「変態ですね」というと、札幌、「鮨の蔵」のご主人は、嬉しそうに微笑んだ。 48℃で30分漬けた……
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シンコ 可愛いや
食べ歩きシンコ 可愛いや、切なきや。 つたなき味に、生きとし生けるものの無常あり。 アオヤギ 麗しや、巴型。 艶やかな肌合い、色香の風。 銀座「からく」にて。
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いさみ寿し
食べ歩き , やぁ!ハガツオは、きめ細やかな身質で、うま味が優しく トビウオは、脂がのっていない鰺のような、アスリート特有のあっさりとした味わい。 チビキは、ねっとりとした脂の……
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