和食
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呼吸が聞こえてきた
食べ歩き呼吸が聞こえてきた。 耳元で命が囁き、脈動が響く。 前菜の「ホタテとみる貝のタタキ」は、細かく切ったホタテと本みる貝を合わせ、エキスが出ない程度に、優しく手……
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おばちゃんが輝く国
食べ歩きおばちゃんが輝く国である。 といっても、どこかのおばちゃんとは違う 自分を決して出さず、地道に真面目に仕事と向き合っている。 高知の食文化を、静かに……
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パリで寿司は食べない。
日記パリで寿司は食べない。 パリまで来て寿司なんぞ食えるかい、という気分ではなく、折角パリに来たのだから、出来るだけ多くのフランス料理を食べたいからである。 し……
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クリッ、クリッ
食べ歩きクリッ、クリッ。 そいつは手ごわかった。 白き肉が、歯と歯の間で爆ぜる。 硬いのではない。柔らかいのでもない。脂なき筋肉の勇壮が歯に食い込みながら砕……
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美味しさを、言葉にすればウソになる。
食べ歩きその美味しさを、言葉にすればするほどウソになる。そう思う瞬間がある。 鳥取「かに吉」の蟹が、その時だった。 蟹ミソに始まり、おつくり、湯引き、殻を焦がさ……
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丹波篠山のイノシシは
日記丹波篠山のイノシシは、脂が凛々しかった。 きめ細かく締まった脂には、溶ける喜びの前に噛む喜びがあって、それがますますコーフンさせるのだな。 味噌の塩梅も……
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「あん梅」ここに極まれり。
食べ歩き武雄の酒亭「あん梅」ここに極まれり。 料理に器、酒の揃えにサービスと、一点の曇りもない。 満席でも料理は滞ることなく、チェイサーの水がなくなりかけて、声をか……
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世界一の定食屋
食べ歩きこの間木魚という名前の深海魚を仕入れてね、頭を叩くと木魚みたいな音がすんだ。品書きに乗せてたら東京の酔狂なお客さんが食べてみるっていうんで煮付けにした。そんで出……
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50年間使い込まれたという鍋
食べ歩き50年間使い込まれたという鍋は、味わいを丸くする魔力を持っていた。 すっぽんの勇壮な脂やコラーゲンと生姜や醤油、酒が溶け込んだ汁は、一口すするたびに顔を輝か……
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汚れなき天然という真理
日記汚れなき天然という真理がもし存在するなら、このスッポンのことをさすのではないだろうか。 ここのスッッポンには、淀みが一切ない。 刺身も生肝も、水で割った……
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