おいしい日記
-
花いち 中編
食べ歩き前回より続く。 この品書きを見て、疼かない人とはお友達になれない。 お造り、つまり銀蔵造りはこうだった。 細かい包丁目を入れられて、丹精に積み重なれられたヤ……
続きを読む -
「花いち」前編
食べ歩きhanaiti 久々に、この店のことが書ける。 20数年前に訪れた時は、名古屋の人でさえ知らず、その日に電話して、伺えることができた。 満席ということ……
続きを読む -
96歳の看板娘。
食べ歩き牧敏子さんは、百年続く和菓子店「盛華堂」の看板娘である。早朝から、団子を作り、8時から夕方まで店頭に立たれる。「いらっしゃいませ」。店に入ると、静かで……
続きを読む -
キャビアとヨーグルト。
食べ歩き , 1日1甘蓋を剥くと、一面キャビアが敷き詰められていた。 ヨーグルトとキャビアだという。 キャビアは四川省で、作られたものだった。 キャビアを見ると拒否反応が出る。 ……
続きを読む -
キャビアと牛肉。
食べ歩きキャビアを見ると、拒否反応が出る。 嫌いではない。 だが、ただ料理を高価にするために、意味もなく使われているのではないかと、穿ってしまう。 この料理を出され……
続きを読む -
新宿「つな八つのはず庵」
野菜の真実。
食べ歩き専門家によると、昭和初期に栽培されていた野菜と現在のものでは、栄養価が激減しているという。 最たるものは人参で、五分一、80%も減っているらしい。 ……
続きを読む -
寛容の力。
シメご飯 , 食べ歩きまた福井で飲んでいる。 メニューに「イカ納豆」があったので、サービスの女性に聞いてみた。 「アジ納豆って、出来ますか?」 「はい。お作りします……
続きを読む -
綿菓子とカンノーリ 。
食べ歩き , 1日1甘2自由が丘 イタリアン「siamo noi」 ★桃のコンポート 綿菓子にローズウォーターをかけて湿らせて。 氷やアイス、 パンナコッタを詰めたイチジクの皮……
続きを読む -
白金「洋食マロニエ」
雪を抱いた赤き頂。
シメご飯 , 食べ歩き赤い山は、白皿の上で雪を抱きながら、そびえたっていた。 たっぷりと振られたチーズは、見る見るうちに熱で溶け、パスタにしなだれ、甘えていく。 パスタは、溶けた……
続きを読む -
夢追い酒。
食べ歩きその酒には夢がある。 日本酒に学んで、米を厳選し、磨き上げ、超軟水で醸す。 それが、新しい紹興酒「慢宋」である。 普通の紹興酒地は違い口当たりがなんとも優しい……
続きを読む