大阪「ホッホ」

手の味。

食べ歩き ,

  • ★ナムル 人参、韓国南瓜もやし,インカの目覚め、サヤインゲン、茗荷 豆苗

  • ★ナムル 人参、韓国南瓜もやし,インカの目覚め、サヤインゲン、茗荷 豆苗

  • 牛肉とわかめのスープ

  • 蒸し鶏

  • 帆立のチャンジャ

  • スユク えごま

  • チャプチェ すばらしい

  • カルビチム

  • カルビチム

  • カルビチム

  • カルビチムご飯

  • カルビチムご飯

心が洗われる。
舌が澄み渡る。
「ほうば」の時もそうだった。
最初に出されるナムルに、味覚が蘇っていく。
人参は人参の,韓国南瓜は韓国南瓜の、もやし,インカの目覚め、サヤインゲン、茗荷 豆苗それぞれに、元の野菜が持っている味と香りと力強さが,口の中で弾ける。
どれも味付けは綺麗ながら、ギリギリの塩分とうまみで,野菜たちの命が蘇る。
いやそれよりも、「おいしくなれ」と思いを込めながら味をつけ混ぜるオンマの手が、力を与えているのだろう。
丹念にとったスープにワカメと牛肉を入れた料理、なんてことはないようで、塩加減が精妙な蒸し鶏、味が染み込んだ大根が心を解きほぐすカルビチムなどなど。他の料理もみな、そんな手の力を感じさせるものだった。