銀座「オステリア グッチ」 西日暮里「小鳥」

グッチと小鳥。

食べ歩き ,

昨日昼は、マッシモ・ボットゥーラの来日に合わせて、グッチオステリアへ。
夜は、西日暮里の大衆焼鳥屋「小鳥」で飲んだ。
世界のトップシェフは、一昨日の夜にドバイ経由で来日し、今日からNYという強行スケジュールながら軽やかで、「文化の裏づけがない料理は、ただおいしいだけです」。
「口の中に料理を入れて、様々なことを考えてください。あなたの経験や知識と照らし合わせてください」などと、示唆に富む話を多くしてくれ、スペシャリテのトルテリーニをいただきながら、ワインに酔った。
「小鳥」では、40年近く店をやられてきた店主の飄々たる応対に痺れ、常連客からは、マーケティングの極意や、地方居酒屋の隠れた名店話を聞きながら、スペシャリテのもも肉とつくねが合体したヒナを食べ、焼酎ハイボールを痛飲する。
高級は高級としての、大衆は大衆としての含蓄があり、レストランに行くことって、なんで素敵なんだろうと、つくづく思えた日だった。