久々に六本木「さかなのさけ」へ
大阪の居酒屋を閉められ、東京にてご夫婦でやられて6~7年になる。
奥様が料理を作られ、喋りの間合いがなんともとぼけてユーモラスなご主人が酒担当。
珍しい「マナガツオのお造り」があるのを見て注文。
乳白にほんのり桃色が刺したような美しき肢体。
脂がしっとりとのっているが、迫ってこない。
「脂のってますけど、それがどうかしました?」とすましているような
大人の女性の色気があって、舌がじらされる。
コラーゲンに満ちた、質の高さを感じる「鯛とコチのあら煮」。
うま味深いスープで煮た、「キャベツと豚肉のさっと煮」。
海老のうま味が滲み出た「海老と豆腐の中華風辛炒め」
名物、ひろうす。
パリッと焼きなんとも滋味に富んだ「鶏の焼き」
うま味が癖になる、「干し貝柱入り春巻き」
極細切りの紫蘇が生きた「ジャコご飯」
あっさりとおいしい「中華風そうめん」
甘くない、極上「キャラメルのアイス」
一時は混んでいたが、空いていることも多く、要救済。
ご主人の人柄と奥さんの料理が心を温める、名酒亭。
六本木「さかなのさけ」
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