ボリーさんの料理は、さりげない。
食べた瞬間に、恋に落ちそうなほどエレガンスなのに、さりげない。
ウニやキャビアをふんだんに使いながらも、てらいがない。
食べる人も、見た瞬間は華美に見えるが、食べると、高級食材だという意識は消えていく。
これが熟練というものだろうか。
だからうっとりしているうちに、気がつくと沼にハマっているのだ。
ニューオータニ「ラ・トゥールジャルダン」のルノー・オージエシェフ着任10周年10周年に、ゲストとして、ジャックボリーシェフとの共演特別ディナー開催中
★La frivolité d’oursin “belle de mer”
生雲丹のフリヴォリテ“ベル・ドゥ・メール”
Jacques Borie
軽やかでエレガント
ウニのムースとウニのエマルジョン,クルトンのアクセント
微かにカレー
★Le Blanc d’amadaï au caviar, Sauce fenouillette
甘鯛のヴァプールキャヴィア添え ソースフヌイユ
Jacques Borie
ヴァンブランソースのようでそこにフヌイユの風味。甘鯛の色艶にときめく。