前橋「三番ホルモン」

豚焼肉の聖地。

食べ歩き ,

  • 6タケノコとタン.J1

  • 6タケノコとタン.J1

  • 7中トロとハラミ

  • 肩ローストとレバー.1

  • 11中トロアゲイン

  • ピートロ

  • 3白コロ

豚焼肉の聖地は前橋にある。
夜のしじまに、「三番ホルモン」の文字が怪しく光る。
ホルモンはわかるが、三番とは何か?
聞けば、店主が長嶋のファンで、店名にしたのだとか。
店内には、長嶋茂雄の写真が飾られていいるが(写真の最後)ススにまみれて、もはやその写真が野球選手とすらわからない。
同様にテレビのブラウン管も、真っ黒になって、ただの黒い箱となっていた。
でも、肉の匂いが沁みた写真を嗅ぐだけで、ご飯一膳いけるだろう。
さて、できますものは豚肉と豚内蔵の焼き肉だぁ。
まずは「タケノコ(大動脈)」と「タン」の盛り合わせからいって、「ハラミ」と「中トロ(大腸」」の盛り合わせといこう。
つけだれは、自家製ダレにおろしニンニクと唐辛子入れ、胡麻油に、塩と胡椒入れて、さあ、いつでも来い。
コリコリしたタケノコに柔らかいタンよく、何度も返しながら、しっかりと焼いたハラミのうまさにむせび泣き、つけダレに唐辛子とニンニク入れて焼いた中トロで、大笑い。
続いて来たぞ。肩ロースとレバー様だぁ。
肩ロースはグッと焼き、レバーは若焼きでごま油につけ、よく焼きてタレにつける。
ううむどっちもうまいぞ、ちこうよれ。
合間に「ガツ刺し〈焼いてもうまい〉」や、白い粉かけたきゆうり、もやしキムチ、玉ねぎスライスを食べて、リフレッシュ。
まだ足りぬと「ピートロ(頬から首にかけてのいわゆる豚トロ)」と「白コロ」頼む。
ビードロは、塩振って、ニンニクなすりつけて焼けば悶絶し、白コロは、タレを何度もつけ焼きにして食べれば、タレの甘さと脂の甘さが相乗す。
ホッピーカプ飲み、焼酎ゴクゴクあおって、大団円。
お勘定お願いすれば、3600円。
こりゃまた前橋、来ちゃうね。