近所の八百屋で、亀戸大根を売っていたので、買ってきた。
今夜は一人で気軽に料理。
さあ,なににしようかな。
亀戸大根は、浅蜊と一緒に、江戸風味噌汁仕立て。
一緒に売っていた、オレンジクインは、鶏のスープ煮にしてやろう。
オレンジクイン(しかしすごいね、このネーミング)と鶏のスープ煮は、
スープ作りから。
鶏ひき肉に水を少しずつ注ぎ、混ぜて混ぜて、ひき肉と水をなじませ 、コブを入れた鍋に入れ、水を足し、弱火で加熱。
今夜は寒い、生姜も入れてやれ。
途中ダマにならぬよう混ぜ続ける。
鶏肉は、塩を振ってしばらく置く
オレンジクイン(言いにくいなあ)は、中心に近いところを6~7枚。
ザク切り。
スープができたら、 鶏ひき肉と昆布(捨てないよ)を取り出し、 いいお味に仕上がりました。
そこへ、白菜、鶏、油抜きした、油揚げ。
しばし煮て、塩と醤油で味付ければ出来上がり。
亀戸大根はこんなお姿。
三浦よりハリがあり、ほんのりヒリリ。
大根二本は、味噌汁に
半円切りがいいと思うが、
短冊も試してみよう。
砂抜きしておいた、浅蜊を水から加熱。
ふたが開いたら取り出して、身を取り出し、アサリのダシ汁少量につけておく
浅蜊だし汁に大根を入れ、柔らくなれば、後は味噌を溶いて出来上がり。
おっと、残った葉っぱは、小口に切り、微塵の生姜と混ぜて塩をし、しばらく置いて
余分な水を絞った浅漬けに。
残り1本は、薄切りにし、コブと塩、酢に砂糖で、酢漬けにいたしやしょう。
そうだスープをとった鶏ひき肉と昆布も面倒見ましょう。
コブを微塵にして混ぜ、フライパンへ、
鶏のスープをちょっと入れて煮詰めたら、
醤油、甜麺醤、某レストランでいただいたXO醤を入れ混ぜ味付け、 肉みそ完成だ。
後は浅蜊と一緒に買った北寄貝を焼いてと。
さあできました。 オレンジクインと鶏肉の鶏のスープ煮(黄芯白菜と鶏肉の鶏のスープ煮のほうがうまそうなのになあ)は、上品なお味。
ご飯のおかずというより、口開け、のど開き。
次に北寄貝のお出まし。
肝をはらんだ、白いお腹が色っぽい。
塩をなにもしなくとも、十分にいいお味。
さあご飯タイム。
お味噌汁をよそって。
ああ江戸の風情が抜けていく、なんてね。
ご飯に葉っぱの浅漬け乗っけてもよし。
皮肉の味付け乗っけてもよし。
最後は江戸庶民がやっていたように、ここはやはりぶっかけでしょう。
ずるる、ずるるで満ち足りて、
寒夜に満足の溜息一つ。