久々に西麻布「一即多」を救済(ここも必要はないが)
「久しぶりですねえ。何年ぶりですか」と、おかみさんに言われ
「2年ぶりです」といったものの、
よく考えたら4年ぶりだ。
お造りも子持ちワカサギも、筑前煮も白魚のチーズ焼きも
大根鶉の丸も鯵のたたきも、料理の芯が確かで創意もあるため
酒が進む、進む。
さて魚は何にするか、ノドグロ、脂ののった太刀魚辺りの塩焼きも引かれたが、連れの希望で煮魚。
これも ハタの頭かクエ。
「うーん」と悩みに悩み、ハタ。
しばし二人無言で骨をしゃぶりまくる。
出るのは、充足のため息ばかり。
もちろん。食べ終わった後はご飯をぶち込んで
よーくよく混ぜて、ちきちきご飯。
たまらん幸せ。