貝類
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荒木町「たまる」
荒木町に夜が落ちる。
食べ歩き花街の面影が残す石畳に、夜が落ちた。 暗闇が迫る路地に一軒、明かりが灯る。 大きな提灯には、「あんこう」とだけ、書かれていた。 木戸をガラリと引く。 「こん……
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道人
食べ歩き , シメご飯 , 1日1甘★貝寄せ。蒸し鮑、肝。赤貝土佐酢ジュレと黄身酢。本ミル貝炙り。こごみ、うるい。 ★煮物椀 千葉の蛤、しんわかめ 物妻女の筍。 ★お造り 明石の鯛……
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INA
食べ歩きホームを降りだ瞬間、不安になった。 こんなところにレストランはあるのだろうか? 小高い駅から見回しても、民家はまばらにしかない。 飲食店はおろか、コンビニもな……
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台北「晶華軒」
味蕾享受。
食べ歩きフランス料理における、アミューズブーシェやアミューズグールは、「口を楽しませる」として、前菜の前に出される一口料理である。 可憐で驚きがあり、これから始まる……
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台湾 台北「晶華軒」
精緻なアワビ。
食べ歩き黒石の上に、アワビが座っている。 鮑のパイである。 どうやって作ったのだろうか、パイの周囲には、鮑のひだをかたどった、無数の細かい切り込みが入れられていた。……
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お値打ち。
食べ歩き握りの中盤で赤身が出された。 2回シャリ切りしているのだろう。 ほんの少しだけ酢飯の温度が上がっている。 赤みはそれによって、鉄分の香りが立ち、酢飯と馴染む……
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16日ぶりの酒。
食べ歩きタベアルキストになってから初めてであった。 16日ぶりの外食である。 ついでに16日ぶりの飲酒もした。 普通こういうことはゆっくり、ゆっくり始めるものだが、メ……
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バンコク「sorn」
初三つ星
食べ歩き「理想のお米を作るため、水田探しから初めて二年かかりました」。 そう言って、シェフは田園風景の写真を見せた。 「時間がかかりましたが、その間、川魚漁師や野菜農……
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京都「仁修楼」
鮑。
食べ歩きナイフで切ろうとすると、微かな抵抗があって、すっとその身に抱かれていった。 口に運ぶ。 その瞬間、体中の力が抜けた。 鮑の煮汁が持つ、混沌とした、深淵が見えぬ……
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おばちゃんたちのレストラン2
食べ歩きアユタヤ2 Ruen Janung Ayutayaで昼から特別料理14皿。 1.前の記事参照 2.ヤム コリコリとした、ビンビン、つまりウィングビーンズ(キロ……
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