甲殻類
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秋田市「とんかつ咲々」
海老フライは真っ直ぐでなくてはいけない。
食べ歩き海老フライは真っ直ぐでなくてはいけない。 折しも目の前には、すくっと伸びたエビフライの尻尾が天を指し 「さあ、頬張って」と、呟きかける。 たまらず、なにもつけ……
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飯田橋の南インド料理店「トウキョウバワン」
チェティナード食文化。
食べ歩きインドの南、タミル・ナドゥ州のチェテイナード人は、裕福だったという。 何故なら彼らは商人で、イギリスの肩代わりとして中国にアヘンを運び、商売をしていたからであ……
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六本木「ブリアンツァ」
カレーとバジル。
食べ歩き「カレーを作って」 という無茶ぶりに、出されたのがこれだった。 オマールとココナッツグリーンカレーソース。 上質なオマールの色気のある甘みとココナッツの熱……
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神戸元町「二位」
2度と出会えない料理。
食べ歩きここにもまた、一生誰もいけない店がある。 「敦煌」と同じく、閉店まで席は満席で、誰もいくことは叶わないのである。 かに肉と蟹子の炒めは、一口入れた途端、蟹の甘……
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ウー・ウェンさんの料理。
食べ歩き「砂糖は使わない。調味料もできれは使いたくない」。 それがウーさんの料理である。 「クラゲとたたき胡瓜ゴマ風味」「翡翠ナス」「赤と黄色パプリカの豆豉風味」「イ……
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八ヶ岳リゾナーレ「オットセッテ」
ズッパという優美。
食べ歩きズッパと書かれているのに、どこにも液体は見当たらない。 ムース状やゼリー状にされた5層が輝いている。 食べるとそれらは、たちどころいに液体となって消えてい……
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吉祥寺「雲蓉」
町中華作ってよ。
食べ歩きあえて料理名は書かない。 なぜなら、料理を見ただけで、何のどういう名前の料理か、即座にわかるお馴染みだからである。 「町中華作ってよ」という無茶振りに応え、真……
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三越前「蟹王府」
上海の夏。
食べ歩き上海のお金持ちたちは、多分こんな料理を専属料理人に作らせて、食べているんだろうな。 そう思わせる、「蟹王府」の夏のメニューである。 前菜はいかにも涼しげな東……
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栗山町「味道広路」
手間暇という慈しみ。
食べ歩き手間暇という慈しみが、ここにある。 一皿一皿と進んでいくに従って、安寧へむかわせながら、生きとし生けるものの勢いに触れた、興奮が膨らんでいく。 お椀の蓋をあ……
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博多「畑瀬」
博多ではもう、ここにしか行かんけん。
食べ歩き博多では、様々な店に行ったが、もうここしか行かんように、なってしもた。 「マッキーさん、野菜好きやから」と、前菜は、名残の山菜などの料理だった。 酸味と甘味……
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