魚介
(2156件)-
舌に春が溶けていく。
食べ歩き舌に春が溶けていく。 アミューズは 「真狩の春掘り人参のフォンダン」 フォンダンというよりポタージュ。 一さじすくって目を閉じた。 甘い。 人参……
続きを読む -
カキフライ1位!!
食べ歩き , なんでもベスト101位!! コートレットの要領で、衣はカリリと、中は半生、海の豊穣が舌の上でのた打ち回る。ミルキーな甘みに圧倒される。 浅草「大宮」 深夜には毒でした……
続きを読む -
京都「天ぷらまつ」
まつの奇跡2
食べ歩きアケビの上に盛られたおつくりに続いて 「美山の天然落ち鮎です。いまおいしいもんかけますから、まっとってください」。 そういってかけられたのが、真子と白子の塩漬……
続きを読む -
京都「天ぷら まつ」
まつの奇跡
食べ歩きもしあなたが、割烹を食べ歩いていて、酒飲みで、酒肴が好きで、 保守的ではない舌をお持ちなら、この店は危険である。 店名「てんぷら まつ」。京都松尾、桂川のほと……
続きを読む -
かわちゃんとザリガニ。
ちょっと前の話。 かわちゃんの誕生日にカワチャンの家に集った。 料理好き、食いしん坊のかわちゃん。 北海道より「うちだざりがに」を空輸。 籾殻の中を探る。 ……
続きを読む -
湯島「シンスケ」
シンスケの夏。
食べ歩き「こんばんは」。 火照った体を引きずって 黒格子に続く縄のれんをくぐる。 曇りガラスに「シンスケ」と透かした板戸を引けば、 「いらっしゃいませ」と声かかる。 ……
続きを読む -
大森「ケララの風」
あつから。1
食べ歩き男は黙って、夏はあつから。 暑い日が続けば続くほど 「熱くて辛い」、すなわち「あつから」が食べたくなるのが、人間の生理現象である。 韓国、アフリカ、四川、タイ……
続きを読む -
カニコロッケにナイフを入れるとき
食べ歩き , 寄稿記事あなたはカニコロッケにナイフを入れるとき、緊張しませんか。 「さあ早く、わたしにナイフを入れてごらん」と、皿の上で誘いかけるカニコロッケに、どぎまぎしませ……
続きを読む -
はしご男
食べ歩き「和喜知」はいい店だ。 まず気働きがいい。 若いご主人の創意工夫と江戸前仕事への敬意がいい。 酢と塩で閉めた鯵 うまづら、肝合え まこがれいのうに……
続きを読む -
博多「安兵衛」 博多おでんはたまらんばい。博多満腹紀行2
食べ歩き春吉を離れ、路地を縫う。 「まだライブまでは小一時間」。 西中洲のおでん屋「安兵衛」に向かうことにした。 暖簾をくぐれば客はなし。 よし今夜は、鍋前の特……
続きを読む