魚介
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今年も名古屋「得仙」に席をいただいた
食べ歩き今年も名古屋「得仙」に席をいただいた。 ずらりと並んだ最上級の食材。伊勢の伊勢エビに、赤穂のまるまると太った牡蠣。葱も春菊も三つ葉もしん薯も、この上なく上質……
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西京焼とは
食べ歩き西京焼とは、この魚のために生まれてきたのではないだろうか。 さわらの控えめも、銀ダラの出しゃばりも、そこにはない。 魚の脂と味噌の甘みが、きれいに馴染ん……
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春である
食べ歩き春である。 「子持ちヤリイカも新じゃがも、、毎年こんな塩梅でよかっかなあと思っているうちに、一ヶ月ほどで終わってしまうんです」。と、有いちは笑った。 ヤ……
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子供の悪戯描きのように
食べ歩き前菜は、「炭火で軽くあぶった鰆、エコファーム浅野から届いた牛蒡とそのピュレ 焼きそら豆とその葉」。 子供の悪戯描きのように、牛蒡のピュレが皿になすりつけられ……
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ご飯が見えぬほど
日記ご飯が見えぬほど、どっさりとシラスをかける。 浜松の友人からいただいたシラスは、ご飯に温められて嬉しそうである。 真ん中に穴を開けて、卵を落とす。 ……
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一口飲んだ瞬間
食べ歩き一口飲んだ瞬間、全員の顔に幸福が浮かんだ。 「パッソアパッソ」の「バカラオのスープ」。 有馬シェフの作るスープには、いつも驚かされる。 飲んだ瞬間に……
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自然と共生してきた日本人の料理だった
食べ歩き自然と共生してきた日本人の料理だった。 ローストした鬼カサゴをカサゴと蛤のスープに浮かべ、二種類の食感と塩気が違う若芽を沈めて、春の豆を添える。 泡は、……
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湯島「いづ政」
一回鍋で食ってからじゃなきゃ、この味が出ねんだよなあ。「いづ政」
食べ歩き「鍋にホタルイカと水菜入れて、雑炊作ってもこの味は出ないんだな。やっぱり一回鍋で食ってから、その後の出汁で作んなきゃ、この味が出デねんだよ。なあ」。 親父は、が……
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池袋「かぶと」
人間の傲慢を思い知る。
食べ歩き命をおしいただく、恐れと感動があった。 地焼きの天然うなぎは、ふわりと歯が入った中に、歯を押し返す弾力がある。 養殖は、ぷりぷりっと、旺盛な食感で応える。 天……
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刺し身にすると艶っぽく、舌をたぶらかそうと甘えてくる
食べ歩き刺し身にすると艶っぽく、舌をたぶらかそうと甘えてくる。 焼き物にすると、凛としてゆるぎなく、ほろりと崩れた身の、一片一片に甘みが溢れている。 稀代のグル……
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