ふと気がついたら火が通されて

• 東京,
• 中国料理,
• 鶏

ふと気がついたら火が通されて、ふと気がついたら、塩味が付いていたんです。 鶏がそう言っていた。 お腹にエシャロットと香菜、ハマナスの酒で漬けたほうれん草を詰……

東京とんかつ会議７8表参道「まい泉」茶美豚ロースかつ膳1730円

• 東京,
• とんかつ

東京とんかつ会議７8 表参道「まい泉」茶美豚ロースかつ膳1730円 【肉2衣3油2キャベツ2ソース2御飯2味噌汁2お新香1特記1黒豚ヒレカツ　合計17点】　……

どや？あんたの揚がり具合は？

• 東京,
• 根菜,
• てんぷら

「どや？　あんたの揚がり具合は？」 「どやってあんた。一緒に揚げられて、半分に切られてるんやから、あんたも私も同じや」。 「そやったな。しかしお互い、いい色……

＜タベアルキストという仕事＞

• 東京,
• 和食,
• 高知,
• 中国料理,
• フランス料理,
• 福井,
• 岡山,
• イタリア料理

＜タベアルキストという仕事＞ 月曜日　夕：渋谷「ゆうじ」 塩焼肉テール茶漬け、しびれ茶碗蒸 夜：青山「クリスタリーヌ」　古典フレンチの会 火曜日　夜：青……

銀座の真ん中に

• 東京,
• 割烹

銀座の真ん中に、女将がたった一人で切り盛りしている料理屋がある。 ここで僕は、料理というものの深さを学んだ。 味の肩が丸い。 割烹のように、洗練の味で攻め……

「フロマージュ・ド・テット」

• 東京,
• フランス料理,
• シャルキュトリー

「フロマージュ・ド・テット」に初めて出会った時、なぜ豚肉なのにチーズを名乗るのか？　と思った。 調べてみると、フロマージュの語源はローマ時代にさかのぼり（注1……

自分を律する

• 東京,
• 葉茎菜,
• フランス料理,
• ご飯料理

ありふれた食材から奇跡を生み出すという意味で、「ティエリー・マルクス」の「もやしのリゾット」にも、感銘を受けた。 口にすれば、チーズと茸が重なり合った、厚……

香港のシャコ

• 東京,
• 白身魚,
• 中国料理,
• 葉茎菜,
• 甲殻類

初めてお目見えした、香港のシャコである． 「風沙頼尿蝦」。香港風スパイス揚げにしていただいた。 その味わいはシャコではない。みっちりとオレンジ色の卵が詰まっ……

亀戸「メゼババ」

そのレバーは清く、澄んでいた

• 東京,
• イタリア料理,
• 内臓,
• 鹿

そのレバーは、清く、澄んだ味がした。 ぐっと歯が入ると、甘みがそっとこぼれる。 微かな微かな鉄分を感じさせながらも、加熱されているのに、微塵も雑味がない。 血の……

料理とはこういうことなのか。

• 和食,
• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 東京,
• 割烹

揚げ銀杏である。 下に敷かれしはカカオ。上にかかりしは昆布茶。 銀杏のほろ苦みとカカオの苦み、昆布茶のうま味と銀杏のほろ甘み。すべてが繋がって、銀杏の個性を……