京都
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朝家を出る時はなにも決めていないんです。 <京都の平生>24
食べ歩き「朝家を出る時は頭の中は真っ白。なにも決めていないんです。八百屋に行って野菜を見て考え、そして自分に今日はなにが食べたいか聞いて、なにを作ろうかきめるんです」。……
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私は私。
食べ歩き私は私。 カマスは毅然として言い放つ。 目を見はるほど大きいカマスは、森川さん自らの手によって焼かれ、皿に鎮座している。 口にすれば、ふわっと湯気がたち、……
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旅は続く
食べ歩き , 日記無謀な移動の連続である。 9月は6日間しか東京にいなかった。 23.4軽井沢で講演。25京都から神戸、26.7有田 28東京戻り 取材、打ち合わせ会食 29……
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脂ののっていない
食べ歩き脂ののっていないイワシを選び、鍋に敷き詰めたら、千鳥酢を20本ほど注いで、静かに煮る。 煮えてしばらくたち、落としぶたをしてイワシを押さえて、千鳥酢を全部捨て……
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京都の花街で。 <京都の平生>23
食べ歩き京都の花街で「洋食弁当上」をおごりました。 エビと白身魚のフライがある分、ヒレカツがフリッターになっているのが憎い。 白身魚は魚の質よく、噛めばふわりと甘い……
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自爆を誘う料理
食べ歩きナポリタンは自爆を誘う料理である。 料理屋に出かけようとしている時、あるいは料理屋を出て駅に向かっているとき、ふと「ナポリタン」の文字を見かけると、無性に食べ……
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竹屋町三多
食べ歩き竹屋町三多
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惚れてもいいんだよ
食べ歩き「わたしに惚れてもいいんだよ」。 伊勢海老が囁いた。 目の前でさばかれた伊勢海老の胴体は、湯葉で巻かれて揚げられ、伊勢海老の味噌は、吉野葛でとじられて餡……
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「秋刀魚、焼いて」 <京都の平生>22
食べ歩き「秋刀魚、焼いて」。 「ゴメン。秋刀魚終わってしもたわ。鯖はどうです? 今日の鯖はいいですよお」。 「そんなん 押し売りやん。・・・・食べる」。 「一……
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「噛め」。肉はそう囁いた
食べ歩き「噛め」。肉はそう囁いた。 噛む。噛む。 じわじわり。肉のエキスが流れ出す。 その流入は止めを知らないかのように、噛むほどに口の中を満た……
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