九州
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質の高い魚と牛の内臓が食べたい
食べ歩き極めて質の高い魚が食べたい。極めて質の高い、牛の内臓類も食べたい。 博多「白金 塩田屋」は、食いしん坊なら誰しも思う、この二つの願いを叶えてくれる。 4日間……
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83歳の職人が握る寿司は
日記83歳の職人が握る寿司は、いぶし銀というより、ほのぼのとした陽だまりの味だった。 ふっくらと膨らんだ小倉の牡蠣は、とげとげしさがなく、ミネラルも淡く、酢飯に……
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「自分であるために、握り続けたい」
日記「自分であるために、握り続けたい」。 目のご病気で五ヶ月間休養をなされた天野功さんは、そう言われた。 「目が良くなって、最初に握れるようになった時、修行……
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まるでムースである
日記まるでムースである。 噛んだ途端に魚の身体が、甘い煙となって口に舞う。 ふわりと、優美な甘みが広がって溶けていく。 ふわふわ、ふわふわふわり。 ……
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出された瞬間、喜びはしたものの、際どいかなとも思った
食べ歩き出された瞬間、喜びはしたものの、際どいかなとも思った。 海老芋、焼き白子、ウニである。 まず白子を潰し、ウニと混ぜる。 そっと食べてみれば、最初に艶……
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「名山 きみや」
食べ歩き「名山 きみや」は一杯のお茶からいつも始まる。 今回は、知覧茶 彩緑だった。 甘い。心ほぐれる素晴らしきスタートである。 では怒涛のコースは以下の通り ……
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僕は、ビッコをひいている。
僕は、ビッコをひいている。 初めて合う方には、「足どうなされましたか?」と、必ず聞かれる。 大抵の人は、「通風」と判断されるようだが、あいにく幸いにして、通……
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噛んで。もっと噛んで。
日記噛んで。 もっと噛んで。 鯛のカマが、囁いた。 一回噛んだだけでは到達せぬうま味が、肉体の深層にある。 噛んで、噛んで、噛みゆくうちに、口を満たし、……
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最初はきれい
日記最初はきれい。 澄んだうま味が、舌を滑ってゆく。 ゴボウを噛む。 筍を噛む。 桜島大根を崩す。 椎茸を口に含む。 ニンジンを潰す。 豚ばら肉の塊に……
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欲しい。
日記欲しい。 すごく欲しい。 素直にそう思った。 美味しい匂いのする石けん。肌触りがなんとも温かいタオル。 薄生地だけを切るために存在するハサミ。親子の割烹……
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