岡山
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カツ丼は、ご飯の汚れがポイントである
食べ歩きカツ丼は、ご飯の汚れがポイントである。 汚してはならない米粒を。丼タレが汚している。 その罪悪感が食欲を呼ぶ。 しかし汚しすぎてもいけない。汚さなくて……
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シラモはシャキッ
食べ歩きシャキッ。 シャキシャキシャキシャキシャキシャキシャキシャキッ。 シラモは歯応えで返答する。 海藻の香りも味わいも淡いが、食感もうま味なのだよと返答……
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笑って笑って、おかわりください
食べ歩き吉田牧場のカチョカヴァロを焼いて、三國屋の「うみべのしおのり」でくるんで食べる。 前歯と前歯の間で、海苔の香りが弾けて、チーズに刺さる。 のりのうま味の……
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珍しい「魚正」親子競演
食べ歩き珍しい「魚正」親子競演。 お母さんが、ベカに木の芽を挟み、息子が握る。 岡山特有の鰆の握りは、優しい甘みの底に、品のある艶かしさが漂って、胸をじらす。 ……
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鰆には、煮切りで染めた辛味大根がのせられていた
食べ歩き鰆には、煮切りで染めた辛味大根がのせられていた。 味のはかないさわらでは、大根に負けてしまうのではないか。 そう思った. ところがどうだろう。辛味大……
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牛窓のジャンボマッシュルーム
食べ歩き牛窓のジャンボマッシュルーム。 子供の拳大。いやそれより大きいか。 バターを吸わせながら炒めて、熱々を口にすれば、歯が包まれる。 サクッと歯切れがい……
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中庭の藤が咲き枝垂れるころ
日記中庭の藤が咲き枝垂れるころ、岡山「紺屋荘」では、「鮑とレタスのしゃぶしゃぶ」が用意される。 若女将が、薄く薄く切った鮑とレタスを、出汁に潜らせて取り分ける ……
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ままかり
食べ歩きままかりは、酢漬けもいいが塩焼きに限る。 塩をふって、こんがりと焼き上げ、酢をジュッとかける。 熱々を頭から齧りつけば、途端に顔が崩れる。 皮の香ばしさが鼻腔……
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桃
食べ歩き手にずっしりと重い桃から、気品のある甘い香りが漂って、よだれが出る。 たまらずむっちりと張ったお尻に齧りつく。 その瞬間、果汁は口から溢れ、顎を伝い、滝とな……
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黄韮。旬の歳時記
食べ歩き黄ニラの魅力は香りにある。 つたない青々しさを含んだ、すっきりと潔い香りが発散して、料理を引き立て、晴れやかな気分を呼ぶ。 名産地である岡山のすし屋「久田」の……
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