和食
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富山県岩瀬「ふじ居」
去り行く夏の切なさと、迎える秋の豊かさ。
去り行く夏の切なさと、迎える秋の豊かさへの狭間の勢いがあった。 それはスリルを伴って、心を焦らす。 時期時期のものをてらいなく、素直に表す。 誠実な藤井さんの……
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金沢「小松」
〜切るという仕事〜 第一弾 「小松」昆布締めのあら
食べ歩き〜切るという仕事〜 第一弾 最近は、和食の料理人をみな板前と呼ぶが、本来板前という呼び名は、料理人の最高位にしか与えられない。 「板」は、俎板の「板」であり、……
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金沢「小松」
「小松」9/9ミシュランの見識
食べ歩き久々にミシュランの見識を感じた。 金沢の三つ星「小松」である。 派手な料理はない。 斬新に見える料理もない。 しかしそれぞれに、小松さんしかできない、仕……
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富山 岩瀬「御料理 ふじ居」
50匹の鮎と料理の品
食べ歩き50匹の鮎が睨んでいる。 「お前に私たちを食べる資格があるのかい?」と、問うてくる。 「うちは、鮎の出汁ではなく、昆布鰹の出汁で炊くので、たくさんの鮎を使わな……
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金沢「片折」
〜出会い〜
食べ歩き〜出会い〜 「片折」ではいつも、目の前て掻いた鰹節を昆布出汁に沈め、味付けしないでひと口出される。 昆布出汁は、5時間ほど火加減を調整しながらとられた出汁である……
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神谷町「空花」
〜サザエ料理のベスト〜
食べ歩き〜サザエ料理のベスト〜 サザエの料理で何が好きかといえば、今獲ったばかりのサザエをぶつ切りにして醤油をかけて白いご飯と食べるやり方である。 味は淡い。 しかしそ……
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祇園割烹「千ひろ」
ハモカツ丼
食べ歩き朱塗りの丼が運ばれた。 蓋を開けると、ご飯の上に小さなフライが二つ乗っている。 なんだろう。 一つをかじる。 ああこれはハモである。ハモカツ丼である。 落とし……
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「みぢゃげど」
〜会いたくなった時にはあなたはいないVOL4〜 [こんちくしょう、負けるものかってね」。
食べ歩き , 日記〜会いたくなった時にはあなたはいないVOL4〜 [こんちくしょう、負けるものかってね」。 かわいい目を細め、女将は笑った。 30年前に大病を患い、体重が半分に……
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銀座「すきやばし次郎」
8月の次郎。
食べ歩き今月の次郎。 やはりこの時期ならではの、新イカとシンコだろう。 「ごめんね」。 歯がイカの身に食い込んだ瞬間、そう言ってしまった。 いたいけな歯応えに、危うい美……
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曳舟「岩金酒場」
究極のガールズバー。
食べ歩き究極のガールズバー。 「岩金酒場」でお母さんたちと冗談言いながら飲める日は来るのだろうか。 ハイボールは、焼酎とシロップを割った液に、客が炭酸を入れるのだが、ち……
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