食材
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博多「タンテール富士」
食べ歩き博多「タンテール富士」のテールはいけません。 外はカリッとしていながら、中はほろほり。 コラーゲンの甘みを広げながら、「どうね?」と優しくほどけていく。……
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ぼくはナマコになった
食べ歩きぼくはナマコになった。 柳橋連合市場で一盛り千円という、この値段でいいの?このわたを買い、休憩所で朝食。 新いかと赤ナマコ、赤貝もメカブも参戦させてやっ……
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大人の遠足@有田 第二弾
日記大人の遠足@有田 第二弾 名水でそだてた鯉の清冽 柿右衛門のお雛様 整然と眠りにつく柿右衛門の描き場 夕飯は龍水荘で。 たわわに実った金柑の大……
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舌の上で、
食べ歩き舌の上で胡麻豆腐は、大地へ帰っていった。 ほのかに甘い香りを漂わせながら、溶けていく。 そのまますぐに喉へ落ちていくのではなく、口の中の細胞に染み入っていく……
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トリュフという生物
食べ歩きトリュフという生物の意味を問う料理だった。 トリュフの皮を厚く剥き、中心部分だけを厚切りにして、雑味を取り払ったフォアグラのテリーヌでくるみ、パイ生地で包む。……
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「料理の説明が爽やか」
食べ歩き「料理の説明が爽やか」。 同席者が言った。 須本シェフの料理の説明には、「どうだすごいだろう」という見栄がない。 実際は、「どうだすごいだろう」食材が使わ……
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あん肝の味噌漬けは、
食べ歩きあん肝の味噌漬けは、味噌の味が出すぎずに熟れて、肝がどっしりと落ち着いた味わいになっている。 わさびの酒粕漬けは、酒粕の香ばしさとわさびの爽やかな香りが馴染み……
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自家製塩ウニを
食べ歩き自家製塩ウニをパスタにする。 こんないやらしいことを考えたのが誰かは、知っている。 生うにとは違う、一筋縄ではいかない熟れた甘みが、ねろんとパスタに絡みつい……
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ひき肉となっても
食べ歩きひき肉となっても、なおハチロウは、命の息吹を我々に吹き付ける。 高山シェフは、柔らかい部分と硬い部分が共存するトンビを、包丁で荒く切り、玉ねぎを入れて丸くまと……
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「海老フリャー」
食べ歩き「海老フリャー」と記された一皿は、伊勢海老のフライだった。 焦げ茶の衣は、活きた甘えびを焼いて砕き、1週間干したものである。 手前は、伊勢エビの味噌だけで作……
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