魚介
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秋田「f」
F
食べ歩き物語は、アラから始まった。 塩をし、冷蔵庫で半日風を当てたアラの切り身で、青く硬い梨の薄切りをくるむ。 上には、フィンガーライムを10粒ほど乗せる。 アラは、……
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秋田「たかむら」
ほっこりとおいしい。
食べ歩きたかむらに来て思うのは、ほっこりとおいしいということである。 高級食材や、割烹としての凛とした料理もある。 だが一方で、気取りなく、親しみやすい味わいがあって……
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秋田市「とんかつ咲々」
海老フライは真っ直ぐでなくてはいけない。
食べ歩き海老フライは真っ直ぐでなくてはいけない。 折しも目の前には、すくっと伸びたエビフライの尻尾が天を指し 「さあ、頬張って」と、呟きかける。 たまらず、なにもつけ……
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飯田橋の南インド料理店「トウキョウバワン」
チェティナード食文化。
食べ歩きインドの南、タミル・ナドゥ州のチェテイナード人は、裕福だったという。 何故なら彼らは商人で、イギリスの肩代わりとして中国にアヘンを運び、商売をしていたからであ……
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鮎の新たな形。
食べ歩き今年も多くの鮎をいただいた。 和食に限らず、イタリアンやフレンチ、中国料理でも出会うことができた。 だが塩焼き以外での鮎料理は、和食を超えることがないという思……
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「福寿司」「バードランド」「青とも」「どがいし」「ロータス」
福井はうまい。
食べ歩き福井には、おいしいものが、いっぱいあるから。 その言葉につられてやってきた。 朝から怒涛のハシゴである。 中央卸市場外の食堂で、サーモン丼やら海鮮丼、定食……
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福井「ますよね まごころ屋」
早起きして福井で朝食。
食べ歩き5時起きして新幹線に乗り、福井は中央卸市場で朝ごはんを食べにやってきた。 まずは鮭親子丼である。 陸上養殖をし、海に放たれた、福井県産の鮭だという。 脂の乗り……
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大森海岸「お座敷洋食 入舟」
洋食屋の真理。
食べ歩きカリッ、ザクッ! アジフライを噛んだ瞬間、お座敷に音が鳴り響いた。 最強のアジフライである。 アジフライといえば、銀座の「きく」、京橋の「松輪」、閉店した広尾……
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銀座「すきやばし次郎」
今月の次郎 酢飯のおいしさを最も生かすのは。
食べ歩き今月の次郎。230830 台風一過、お盆も過ぎて、夏の魚たちが生き生きと爆ぜていた。 いつも特別に素晴らしいアジは、繊維など一切なきかのような滑らかな肉体に、……
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シメご飯 蒸しウニと枝豆ご飯
シメご飯 , 食べ歩き銀座「大夢」8月の締めご飯 ★利尻 蒸しウニと枝豆ご飯 運ばれてまず顔を包むのは、豆の香りである。 青甘い香りが、ふわりと鼻にそよぐ。 その中にあって、ウニは……
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