赤坂「辻留」

早く冬の料理に似合う天気になってほしい

• 東京,
• 和食,
• 割烹,
• 根菜,
• しる汁物

冷たい風が頬を刺す。 寒さに震えながら店に入ると「いらっしゃいませ。お待ち申し上げておりました」と、温かい言葉が和らげる。 お椀が出された。 かぶら蒸しの薄くず……

長崎県　小浜「BEARD」

裕福な時。

• 果菜,
• 白身魚,
• 葉茎菜,
• 根菜,
• 野菜,
• 長崎,
• 果物

叶うことなら、毎朝飲みたい。 そう思った。 そのスープが、唇を過ぎ、上顎を撫でながら、舌を流れ、喉に落ちていく。 おいしい。 言葉にはしなかったが、心が……

流れる時間

• 果菜,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 根菜,
• 長崎,
• 写真,
• スープ

流れる時間が違っていた。 緩やかに時が刻まれている。 てらいのない、温かみのある空気が頬を撫でる。 調味料やスパイスは、出番を待ち、鍋や蒸籠は、火にか……

神田　小川町　「みますや」

そう口ずさむだけで、酒が恋しくなる。

• 東京,
• 赤身魚,
• 居酒屋,
• 野菜,
• 卵,
• 豆,
• 川魚　淡水魚,
• 馬

みますや。 そう口ずさむだけで、酒が恋しくなる。 桜刺し、どぜうまるに、肉豆富。 コハダ酢〆に、マグロとニラのヌタ。 きんびらにきぬかつぎ。 マグロ刺身に厚焼き……

大津「佳山」

心が整った。

• 滋賀,
• 果菜,
• 牛,
• 和食,
• 白身魚,
• 魚介,
• 葉茎菜,
• 割烹,
• 根菜,
• 野菜,
• ご飯料理,
• 鴨ほか鳥類,
• 卵,
• 甲殻類,
• 川魚　淡水魚,
• しる汁物

その小さな店は、街道沿いにポツネンと佇んでいた。 木造民家を改築したらしい二階屋で、一階がカウンターと厨房、二階が個室となっている。 「いらっしゃいませ」。 ……

渋谷「ゆうじ」

ハバキがきた。

• 東京,
• 牛,
• すき焼き,
• 葉茎菜,
• 根菜,
• 焼肉

ハバキがきた。 「ハバキのすき焼き」が来た。 まずは割り下に漬けられたハバキを、すき焼き鍋で焼く。 ハバキとは、大腿骨に巻きついている部位で、筋がたくさんあるの……

代官山「サンプリシテ」

魚づくし。

• 白身魚,
• 東京,
• 光り物,
• 魚介,
• フランス料理,
• 野菜,
• 魚卵　白子,
• 甲殻類,
• 貝類

アミューズからして楽しい。 魚のソーセージである。魚介のシャルキュトリーである。 料理の中心に魚を据える。 魚介の種類は多いので、様々なことができよう。 しか……

料理で一番難しいのはサラダだと思います

• 東京,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• フランス料理,
• サラダ

「料理で一番難しいのはサラダだと思います。だから今日はあえてサラダを最後にお出しします」。 ラフィナージュ高良シェフとドロワ森永シェフのコラボの宴で、高良シェ……

京都「ドロワ」

すべてと向き合うこと

• 白身魚,
• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 牛,
• 京都,
• フランス料理,
• 根菜,
• 野菜,
• 鴨ほか鳥類,
• 魚卵　白子,
• 豆,
• 甲殻類,
• キノコ,
• バターチーズ乳製品,
• スープ,
• スィーツ

「『１つ１つ、すべてと向き合うこと』 昔も今も、これからも、1番大切にしていることです」。 森永シェフはそう言われた。 料理をいただいて思うことは、「愛の深さ……

三越　蟹王府

蟹王府10月

• 果菜,
• 東京,
• 白身魚,
• 中国料理,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 根菜,
• 甲殻類,
• 乾貨,
• スープ,
• スィーツ

蟹王府の紹興酒漬けの蟹はきれいである。 雑な味が微塵もない。 それもそのはず、漬けている紹興酒が違う。 だから蟹だけではない、君も酔うのだ。 1匹目は、ただた……