葉茎菜
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どこにでもある食材から“奇跡”を生み出す
食べ歩きセロリである。 どこにでもあるセロリである。 それを切って蝦子をまぶす。 ただそれだけのことなのに、どれだけ料理の真髄が詰まっているのだろうか。 セロリ……
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ただのゆで卵がなぜここまでおいしいのだろう。
食べ歩きただのゆで卵がなぜここまでおいしいのだろう。 トマトの甘みが玉子を包み込んで、食べた瞬間に大笑いしたくなる愉快がある。 きっと、トマトをどこまで煮詰めれば正……
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さようなら 福田浩様
食べ歩きさようなら 福田浩様 あなたの料理が、もう一生食べられないかと思うと、心が切なくなります。 先日おうかがいしていただいた、「豆腐の味噌すまし」の味わいを……
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経堂「ホスタリア エル・カンピドイオ」
春の名残。
食べ歩きアーティチョーク(カルチョフィ)は、ひとつの茎から四本ほど蕾が出る。 その真ん中の一番大きいものをイタリアでは、マンモレ(お母さん)と呼ぶ。 可食部分が多いマ……
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グリーンアスパラに生ハムが合わせてあると
食べ歩きグリーンアスパラに生ハムが合わせてあると、おや? と思うときがある。 生ハムが加わって、皿全体のうま味は増しているのだが、生ハムの味が勝ちすぎていて、アスパ……
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新宿「つな八」
春に深々と感謝する。
食べ歩きようやく春が来ましたね。 東京でも、ウグイスが鳴き、梅の花が咲き出しました。 この季節は、冬に甘さを蓄え、空に向かって伸びんとする、野菜が愛おしい。噛めば、切……
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篠原裕幸料理長34歳。
食べ歩き焼味は明炉にて、勇気と感を注ぎ込んで焼き上げた者だけに宿る、香ばしさと豊かな肉汁がある、 中でも豚の背脂で挟んだレバーの焼物は、脂の甘みとればーのねちっこい甘……
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ネギぬたの純情
食べ歩き赤貝やマグロが入ったやつもいいけれど、ネギぬたの純情にはかなわない。 ネギとぬた味噌以上。 ネギの歯ごたえと味噌の甘辛さで、樽酒のヌルをやる。 ネギを……
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<カンボジア報告VOL1>
食べ歩き<カンボジア報告VOL1> カンボジアで路地に入ったら、現地の人が外で食事をしていた(ここではこれが普通なのである)。 カメラを向けると、みんなが笑って……
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<カンボジア報告vol2>カンボジアの人々は草喰である。
食べ歩き<カンボジア報告VOL2> カンボジアの人々は草喰である。 市場に行くと、様々な新鮮な野菜が売られている。相当な米食いなのだが、草喰ゆえに太っている人が少な……
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