東京
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昭和初期に生まれた日本式中華の誠実
食べ歩き伊府麺とは、茹でた卵入り麺を油で揚げ、炒める潮州料理である。 ぷつぷつと切れる食感が楽しい。 しかしこの店の「伊府麺」は、まったく違う。 スープに泳がせた……
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四谷「北島亭」
「北島亭」にて
食べ歩きその肉は、レバーに似た妖艶と血が持つ猛々しさを含んで、歯と歯の間に肉汁を滴らせる。 さらにそこには、明らかな意識が潜んでいた。 鉄分の多さや、妖艶や猛々しさだけ……
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1/5から1/22までの全食べ歩き記録
食べ歩き胃袋と肝臓はよく頑張ってくれているなあ。 1/5からのタベアルキスト活動を開始し、1/22までの全記録を載せてみた。 ある理由がある故作ったのだが、その理由……
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最後になにを作ってお出しするのか
食べ歩き最後になにを作ってお出しするのか。 相当悩まれたのではないかと思う。老舗のグランメゾンだけが持つ格と、今の彼を表現するもの。 永く愛されてきたトラディショナ……
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新橋に大好きな居酒屋
日記新橋に大好きな居酒屋「身知らず」がある。 僕と同い年のご主人が一人で切り盛りする、福島料理の居酒屋だ。 昨晩行って品書きを見上げたら、但し書きがぶら下がって……
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朝の羽田空港の定番
食べ歩き朝の羽田空港の定番です。 彩館のおにぎり。 南高梅と紅鮭。 米が美味しく、ふっくらと握られている。 海苔の歯切れがいい。 鮭で241円だが、デカくて、……
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なんたって油がいいからネ
食べ歩き「あの店はいい。なんたって油がいいからネ」。一昔前の人たちは、洋食屋やとんかつ屋を薦めるのに、こんな言葉を交わしていた。 「油は店の味だと思います」。四代目主……
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東京とんかつ会議第61回 代々木上原「武信」ロースカツ膳(2160円)
とんかつ会議東京とんかつ会議 第61回 代々木上原「武信」ロースカツ膳(2160円) 【肉3衣2油2キャベツ2ソース2御飯2新香3味噌汁2 特記なし 18点】 地元……
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電球の黄色く柔らかい灯りの下
食べ歩き電球の黄色く柔らかい灯りの下、酒と客の愛着が染みた卓が鈍く光る。 机の飴色に溶けゆく煮こごりの鼈甲を、少しずつ突き崩しなら、菊正宗の燗をやる。 ちびちびと、……
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、湯島の「シンスケ」 秋田角館の「じん市」閉店 三越前「ボンヌ・ターブル」
ほうれん草2「ほうれん草とアワビの関係」
食べ歩き自分で頼んだものが、イフリートかオシリウスかはわからないが、居酒屋や定食屋に行ってメニューにあると、必ず頼む。 青々しい香りと醤油のうま味、鰹節の香りが一体……
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