そば
(225件)-
唇を通り過ぎたのは
食べ歩き唇を通り過ぎたのは、 「ひんやり」のご馳走に、「ぬるんっ」の快感。 舌には、出汁のうまみがしみじみと冴えわたる。 すうっと胃袋に落ちていく夏に、ほのかなそ……
続きを読む -
細さが意味するもの
食べ歩き小船町「仁行」。 どこにもないその極細のそばは、唇が躍動する快感があって、 多くの表面積から放たれた香りが、喉にぶつかり、鼻腔に抜ける。 今夜は特別に、アボガド……
続きを読む -
神楽坂「東白庵かりべ」
食べ歩き神楽坂「東白庵かりべ」。 大人たちが集う蕎麦屋だ。 天抜きを頼んで、八海山をやる。 エビもうまいが、つゆでぐしょぐしょになった天かすをすすりながら、 熱……
続きを読む -
「53歳かな」。齢を聞かれた髭じいがとぼけた
食べ歩き「53歳かな」。齢を聞かれた髭じいがとぼけた。 髭じいは、プロのマタギである。渓流釣りの巧手である。 蕎麦打ち名人でもあれば、木工大工の腕利きでもある。……
続きを読む -
名古屋 千草 「豊月」
天ざるの迫力
食べ歩き驚異の高さである。 天ざる1900円は高いと思ったが、このかき揚げの高さで納得した。 海老、イカ、しいたけ、三つ葉がカリカリの衣に包まれる。 途中でたぬき蕎麦……
続きを読む -
どんなに時世が移ろうと
食べ歩き浅草ゆたかで一杯やってから、桜新町」アンジュ」の前にラーメン どんなに時代が移ろうと僕は愛す
続きを読む -
ここにも変態がいた
日記ここにも変態がいた。 阿佐ヶ谷「みや野」勝手に救済。 酔っぱらい香箱蟹。 酒と味醂のコクや甘みが、内子のコクとまぐわい、 互いの情が絡み合って、大変いや……
続きを読む -
お昼の「ひろ作」を勝手に救済
食べ歩きお昼の「ひろ作」を勝手に救済。 数週間先まで予約が埋まる救済不必要な昼なれど、 本日は二席の空きがあり。 1月2月は空いているという。 湯葉とわ……
続きを読む -
小平「吟」
食べ歩き小平「吟」 そば前に、焼き味噌、だし巻き、千住ネギと返し漬けのイカの肝和え焼き、をもらう。 燗を頼むと、燗酒とおちょこに一杯冷酒が出された。 味の……
続きを読む -
西新橋「大愚」
食べ歩き西新橋「大愚」。 胡麻豆腐ときんぴらの突出しで、ビールの小瓶をやった後。 鶏肝の有馬煮で鶴齢。 肝の火の通しがうれしく、盃が進む。 続いてカリフ……
続きを読む