近畿
(159件)-
和歌山「山伏そば」
山の蕎麦屋がやってくる。
食べ歩き雲の中で蕎麦を食べた。 店は霧に包まれ、山間を流れゆく雲を見ながらそばをたぐる。 冷涼な空気の中で、そばは生き生きとして、草のような香りを放ち、微かな甘みを滲……
続きを読む -
7月に、初めて訪れた店。
食べ歩き高知が貢献しているとはいえ、31日間で30軒。 どうりでいきたい店にいけないわけである。 この中でのヒット!ベスト8は、最後に 木場「commedia」イタ……
続きを読む -
神戸元町「二位」
2度と出会えない料理。
食べ歩きここにもまた、一生誰もいけない店がある。 「敦煌」と同じく、閉店まで席は満席で、誰もいくことは叶わないのである。 かに肉と蟹子の炒めは、一口入れた途端、蟹の甘……
続きを読む -
余呉「徳山鮨」
<男たちの危険な遊び>
食べ歩き<男たちの危険な遊び> 夜のとばりが降り始める頃、男たちは動き出した。 まずは「シシかつ」である。 浅草「すぎ田」の佐藤さんが揚げた、イノシシのかつである。 ……
続きを読む -
大津の割烹「佳山」
だし巻き玉子愛、
食べ歩きだし巻き玉子に目がない。 しかしいつも思う。 これはご飯のおかずなのか、酒の肴なのかと。 流れから言えばおかずなのだろうが、京都の出汁巻きは上品すぎて、ご飯……
続きを読む -
南草津「セジール」
煮込むという才覚。
食べ歩き「いろいろ入れて、ただ煮込むだけです」。 そう彼はいうが、煮込みにも才能がある。 「リボリータ」は、「カーボロネロだけだと高価になってしまうので、かぶや大根……
続きを読む -
和歌山「オテルドヨシノ」
「和歌山の真鯛のボンファム シャンパンソース」
食べ歩き酸味は勇気である。 酸味はうま味となり、甘みとなる。 酸味はエレガントを生み、ワインを愛す。 酸味はデカダンスであり、甘美な陶酔を呼び込む。 「和歌山の真鯛の……
続きを読む -
南紀白浜 「長久酒場」
ずっと憧れだった。
食べ歩きずっと憧れだった。 日本三大酒場の一つとされる、白浜「長久酒場」である。 20数年前Dancyuの酒場特集で見て以来、長く長く、恋い焦がれていた。 ちなみに他……
続きを読む -
和歌山「オテルヨシノ」
黄金比のスープ。
食べ歩き料理の世界で、もし揺るぎなき黄金比があるとしたら、このスープがその一つだろう。 「オテルドヨシノ」の、スーブドボワソンである。 和歌山の様々な魚から抽出したエキ……
続きを読む -
神戸「パッサージュ」
これぞフランス料理!
食べ歩き神戸「パッサージュ」 伊藤くん、「ビストロ」といいこの店といい、やはり王道大食いフランス料理の聖地なのでしょうか。 前菜でいきなり「ジブロット」である。 そし……
続きを読む