料理ジャンル
(5908件)-

神楽坂「BOLT」
健気ないくら。
食べ歩き新いくらは健気である。 口に含むと、プチンと弾ける食感はなく、しなやかにつぶれて液体となり、喉に流れ落ちる。 その刹那、ふっと香りを広げる。 そこには、まだ拙……
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割烹でいただく、優雅な午餐。
食べ歩き , 寄稿記事銀座の品が漂う割烹である。 ここの昼定食がいい。 日替わりで、煮物、焼き魚、煮魚、たんぷら、肉料理、刺身とあって、毎日訪れたくなる。 そして名……
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正統派すき焼き、中居さんの熟練の技に唸るひと時。
食べ歩き , 寄稿記事「人形町今半」の暖簾をくぐれば、甘い割下の香りに包まれて、腹がグウと鳴る。 肉が運ばれると。仲居さんが、熱した鉄鍋に割り下を少量流し入れ、赤桃色の肉を広げ……
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「ブリアンツァ」のフリウリ-ヴェネツィア・ジュリア州郷土料理会9/10
食べ歩き「ブリアンツァ」のフリウリ-ヴェネツィア・ジュリア州郷土料理会9/10 イタリア料理には甘い料理は、ドルチェまでない。しかしなぜかフリウリ料理には、甘い料……
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おにぎり一個五千円
食べ歩きざぶん。 おにぎりを食べようと、あんぐりと開けた口に、波しぶきが舞った。 唇を、口腔を、歯を舌を、荒波が打ち付ける。 十六島海苔のおにぎりである。 荒れ……
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京橋「フィオレンツァ」
真のカルボナーラは、野生力に撃たれる。
食べ歩き , 寄稿記事威風堂々たる姿に、歓声が上がる。 これが真のカルボナーラである。 カルボナーラというと、日本ではクリームを使う店が多数だが、本来は使わない。 卵黄とチーズ……
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そばを手繰る音だけが響き渡っていた。
食べ歩きずるるるるっ。ずるるるるっ。 店内は、そばを手繰る音だけが響き渡っていた。 そこへ、また客が入ってくる。 彼もまた他の客同様、60代の男性1人客で、座るな……
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新いくらは健気である。
食べ歩き新いくらは健気である。 まだ拙い香りと甘みを精一杯に伝えようしている気配があって、そこがどうにも健気に思えてならない。 「BOLT」の仲田シェフは、そんな新……
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人が好き。
食べ歩き , 寄稿記事年間700回外食をしていますと言うと、必ず聞かれることがある。 「好きなものはなんですか?」である。 「なんでも好きなので、特にはありません」と答え……
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銀座「トリコロール本店」
エクレア会の女王の魅力に陶酔する。
食べ歩き , 寄稿記事この店のエクレアは、まさしくエクレアである。 齧れば、サクサクッと音が立って、シュー生地が軽快に弾ける。 歯がクリームに達すると、皮はなにごともなかったよう……
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