辻留の夏　素麺

• 東京,
• 和食,
• 割烹,
• うどん　ひやむぎ　そうめん、きしめん

辻留の夏 素麺をいただいた。 淡いながらも旨味の品格があるつゆに、素麺をつけて手繰る。 つるるるっ。 冷たい糸が唇をすり抜け、吸い込まれていく。 喉が……

「ゴッドファーザー」

• 東京,
• ウィスキー,
• カクテル,
• バー

回わすのでも、回さないのでもない。 氷の縁を撫でながら、ゆっくりと動かしていく。 その動きを、ずっと永く見ていたかった。 まず始めに、ジョニーウォーカーブ……

エロいかき氷

• 東京,
• 果物,
• スィーツ

桃色のシロップが、氷の山から滴り落ち、「私を食べて」と、誘ってくる。 桃のシロップは、砂糖の量が精妙で、桃以上に桃である。 食べれば喉が「ごくん」と鳴る。 ……

すぎた　7/14

• 東京,
• 白身魚,
• 魚介,
• 光り物,
• 赤身魚,
• 魚内蔵,
• 魚卵　白子,
• 甲殻類,
• 貝類,
• ウニ,
• すし

ヒラメ　青森 鮑　千葉大原　　喉が鳴る すじめいわしをのりのうえにのせて、紫蘇メネキさ、生姜 カラスミと鮑肝の味噌漬け あん肝ときじょう……

脂は甘い余韻だけを残して、酢飯と舞い、消えていった。

• 東京,
• 和食,
• 白身魚,
• すし

イサキである。 噛めば、大群にて猛速度で泳ぐこの磯魚が育んだ凛々しい筋肉に、歯が包まれる。 クリッ。 音が立つかのような歯ごたえの中から、みっちりと身につ……

飲めえ

• 東京,
• 割烹

「飲めえ、もっと飲めえ」。 器楽亭の料理に責め立てられる。 酒飲みとしては、こういう責め立てられ方は、たまらない。 お酒が次々と開いて、くいくい飲んじゃう……

自然派ラーメン「神楽」

• 石川,
• ラーメン

滅多にラーメンは食べない。 それは他の専門家の領域を侵さないという遠慮からである。 しかし地方へ行くと、たまに魔がさす。 金沢でも魔が差して、自然派ラーメ……

「更科藤井」のうにそば

• 石川,
• ウニ,
• そば

「お客様のリクエストで復活させました」。 それが金沢]」である。 ご主人自らが運んできて、「ウニそばです。とんかつでなくてすいません」と、冗談を飛ばしてきた……

「めくみ」７・５

• 白身魚,
• 光り物,
• 石川,
• 魚介,
• 赤身魚,
• 魚卵　白子,
• 甲殻類,
• 貝類,
• ウニ,
• すし

「めくみ」７・５ 現状に満足せず、常に明日のベストを思い描く。 「めくみ」の山口さんは、そんな職人としての資質を持ち続けている人である。……

海の掃除屋

• 石川,
• 貝類,
• すし

海の掃除屋といわれる貝は、様々な香りを孕んでいた。 甲殻類の香りのようであり、海藻のような香りであり、海そのものの香りのようであり、海底の豊穣が混沌となって花……