焼き鳥・やきとん
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戦争から帰ってきたら
食べ歩き戦争から帰ってきたら、本牧の家は跡形もなかったという。 「そりゃむなしいよ。悔しいよ」。 兄のつてで阿佐ヶ谷に住み、さて何をするかと考えた。 「食べること……
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〜盆地の悦楽〜
食べ歩き〜盆地の悦楽〜 沼袋は盆地である。 雨の日にたまった水たまりが、袋のように見えるのでついたという。 陰湿なじめじめとした地は、地代も安く、低所得階級の……
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地元「一慶」救済
食べ歩き地元「一慶」救済。 ガイドブックに載ることもなく、食べログにも乗らない 街の焼鳥屋。 60代の親父、20代の男、アルバイトの女性で切り盛り。 客もすべて……
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新橋ポップデュバル
食べ歩き新橋ポップデュバル。 そそり立ちの半潰れ 8:2 ちょとスパイシーでベルギービールによく合うよう計算されている。
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東中野「大成」
食べ歩き東中野「大成」救済。 左からコブクロ、ハツ、レバー、ブレインズ、チレ、ガツ。 小料理屋的カウンターだけのしつらいの店を、 若きご主人一人で切り盛る。 「……
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やな予感がした
食べ歩き , 日記やな予感がした。 店内の両端に1台ずつテレビがあるのだが、 片やアナログ、片やデジタルで同じ番組を流しているのだ。 音声がディレイして、ここは……
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大森「七輪」。一人モツ。
食べ歩き10年ぶりか。 まだやってます。 カウンターだけの焼肉屋。もといホルモン焼き屋、大森「七輪」。 早いんで、客は僕一人。 テレビに突っ込みいれながら、……
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おっさんの聖地
食べ歩き誰もいない休日の夜。 密やかな楽しみ求め、足は沼袋。 なんたって店名がいい。 「ホルモン」だもの。 店の前に立ち、「ご無沙汰しちまいました」と、しば……
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モツ習慣。
食べ歩き月曜は、恵比寿は「虎の穴」でレバー刺しつまみ、 1 辛さん自ら焼く シマチョウ シマチョウ 2,3 ギ……
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大阪「あやむ屋」
凛子は笑わない。
食べ歩き凛子は笑わない。 滅多に笑顔を見せない。 だがまれに、笑うときがある。 それはおいしいものを食べたときだった。 「おいしい」と、囁いて、口元が緩む。 でもそれ……
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