しる汁物
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サービスの多い料理店のその後
食べ歩き先月この店のことを書いて、気がかりが2点あった。 1.昼ごはんはどうなのか。 2.食堂の前に「おしゃれな」と記されていた、と書いたが、僕の妄想ではなかったか……
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<温める>
食べ歩き「お客さん、納豆お嫌いじゃないですかあ」。 「好きです」。 「よがったあ。昨日から寒ぐて寒ぐて、あーこれは納豆汁だあって作ったんで、食べてください」。 ……
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京都「天ぷらまつ」
まつの奇跡2
食べ歩きアケビの上に盛られたおつくりに続いて 「美山の天然落ち鮎です。いまおいしいもんかけますから、まっとってください」。 そういってかけられたのが、真子と白子の塩漬……
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湯島「シンスケ」
シンスケの夏。
食べ歩き「こんばんは」。 火照った体を引きずって 黒格子に続く縄のれんをくぐる。 曇りガラスに「シンスケ」と透かした板戸を引けば、 「いらっしゃいませ」と声かかる。 ……
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大人の幼稚園
食べ歩き久々に銀座「浜作」を訪れたら、満員。 相席状態。 大人、 それも50を過ぎた私でさえガキに見られる、堂々たる大人たちばかり。 品がよく裕福で、地位のあろ……
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京都「あじ花」
味はなあ。
食べ歩き京都に行くと、南座の裏へと足を運ぶ。 路地にぽつんと灯りがともる。 屋号は「あじ花」という。 お客はたいてい地元の客で、それも数々の割烹に行き倒したようなつわ……
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荻窪 四つ葉
四つ葉。
食べ歩き一口で言葉を失った。 それは、圧倒的な逞しさと澄んだ精神が宿った、いままで味わったことのないお椀だったのである。。 初めて四つ葉を訪れたのは……
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六本木「さだ吉」閉店
やられちまいました。
食べ歩きかゆいとこに手が届く。 というか、 酒飲みのツボを知っている。 というか、 食いしん坊心を手玉に取る。 さだ吉の料理は心憎い。 質の高いお造りの後に、「こごみ……
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<夢の散歩道>新宿篇
食べ歩き , 寄稿記事小学6年生(1967年)の夏、祖母に連れていかれた中村屋で、僕は絶句した。 カレーとは、黄色く、どろりとして、豚肉とニンジン、ジャガイモが入っている料理である……
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2005年にいただいた料理のベスト10
食べ歩き2005年にいただいた料理のベスト10を振り返った。料理人の英知と技と熱情に毎年ながら感動する。音楽も料理も創造の源には、優れたアーティストがいる。ただおいしい……
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