しる汁物
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ああ、時間よ永遠になれ
食べ歩き夜の帳が気配を見せる前に、暖簾を潜った。 「いらっしゃいませ」。 三席しかないカウンターの端に腰を下ろす。 品書きを睨みながら、「枝豆とビールをください」……
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どうしてこんな店が、東京にはないのだろう。
食べ歩きどうしてこんな店が、東京にはないのだろう。 お邪魔するたびに思う。 特別に珍しいものがあるわけではない。 独創的でもない。 うにやらキャビアやらトリュフ……
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心根7・23
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そして時は永遠となる。
食べ歩き「ん? 濃い」。 「片折」では先付けの後に、いつも削りたての鰹節でとった出汁が供される。 切子のグラスに入ったそれをいただいた時、先月よりほのかに強さを感じ……
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片折6/8
食べ歩き片折 ★スナップえんどうのお粥。塩味なし ★お出汁 北海道せんそうじの利尻昆布 静かな豊かさ ★あいなめのお椀。吸口も椀ツマのなき。、……
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素性のわかる料理
食べ歩き「素性のわかる料理を作ろうと思うんだよね」。 僕がこの世で一番好きな店のご主人は、そう言われた。 もう70を超えられて、いつ店を辞められてもおかしくない。 ……
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春とは、そんなものかもしれない。
食べ歩き春が、揺らいでいた。 ふくらみのある豊かなお汁を一口。 薄豆豆富を崩し、炙った甘エビを齧り、合間にふきのとうをいただく。 豆富を舌でつぶせば、ゆっくり……
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金沢「片折」3/23
食べ歩き金沢「片折」3/23 ★新湊のいわしと肝のソース せんな(葉わさび)、根三ツ葉、つくし。 脂がのった鰯の力、肝の綺麗さ ……
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炭火割烹 いふき
食べ歩き「炭火割烹 いふき」の始まりは、「酒を飲めえい」という声から始まる。 薄い染付や朝鮮唐津などの、銘器に盛られた向付が、酒を恋しくさせる。 湾内で取れたという……
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<2019年 もっとも感動した3皿>
食べ歩き<2019年 もっとも感動した3皿> 料理とは、その瞬間に輝き、消えていく。 たとえ同じ料理であっても、同じ衝動は得られないかもしれない。 ……
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