神保町「はせ川」閉店

しゃけのきりみ定食千円

• 和食,
• 白身魚,
• 定食屋,
• 東京

紹介するのをためらうような盛況ぶりである。 カウンターの十二席は、開店と同時に埋まり、行列ができる。 皆さん常連のようで、店に入るなり、「さばの尻尾」。「カマ……

八重洲「ダバインディア」　荻窪「ナタラジ」

前世はインド人かもしれない。

• 東京,
• インド料理,
• カレー

  前世はインド人かもしれない。 週に一度、インド料理店症候群に襲われるのだ。 それだけでなく、いったん食べると、毎日毎食食べたくなる。 これは昔からの性癖だ……

石狩　あいはら

隠れ家グルメ84 番外地で鮭とワルツを踊るの巻2

• 和食,
• 白身魚,
• 居酒屋,
• 北海道,
• 鍋なべなべ

前号まで 石狩の原野に佇む、鮭料理店「あいはら」。角と友人は苦心して店を捜し出した。訪れてみると、大広間に客は我々だけ。不安にさい なまれながら料理を待つ……

六本木「味満ん」荻窪「四葉」銀座  「おつぼ」　閉店　赤坂「鴨川」浅草「田吾作」閉店　門前仲町「小川屋」

ふぐ 味なき味が生み出す比類なき美味（二〇〇〇年一月号）

• 白身魚,
• 東京,
• 和食,
• 鍋なべなべ

六本木「味満ん」　  大都会で味わう天然とらふぐ 六本木の裏路地に佇む、さりげない構えだが、東京屈指のふぐ料理が堪能できる。店内はカウンター席に座敷の個室が三……

荻窪「安斎」　　南千住「尾花」　築地「宮川本廛」　新中野「小満津」　国分寺「うな八」　閉店　　東麻布「野田岩」神田「鰻のねどこ・中川」閉店

うな丼 季節の鰻を一気に掻っこむ幸せ（一九九九年六月号）

• 東京,
• 和食,
• うなぎ

荻窪　安斎　　鼈甲色の美しい鰻 うな丼一筋。荻窪駅から五分ほどの住宅街にある一軒家。テーブル席八席、二階座敷の小体な店を、夫婦で切り盛る。品書きは、うな丼二千……

阿佐ヶ谷「ピーッキーヌ」錦糸町「ゲウチャイ」信濃町「メーヤウ」

タイカレーの魔力

• 東京,
• タイ料理,
• カレー

タイカレーの洗礼を受けたのは、今から二十数年前の1979年、中目黒にあるチャンタナだった。 東京にタイ料理店が、まだ三軒しかない時代である。 そんな時代である……

西麻布　「ビストロ・ド・ラ・シテ」

これぞビストロ

• 東京,
• フランス料理

１９７１年に出版された、辻静夫氏の「パリの居酒屋」という名著がある。 ’あとがきで氏は、ビストロの訳に居酒屋とあてるのは、「少なからぬ抵抗がありましたが」と断……

ちゃんこ鍋　お相撲さんの鍋は安くて栄養満点

• 肉,
• 和食,
• 東京,
• 魚介,
• 野菜,
• 鍋なべなべ

お相撲さんの鍋は安くて栄養満点（一九九九年一月号） 川崎　両国　　　縁起担ぎのうまい鶏をじっくり鍋で 創業昭和十二年。両国の裏通りに、黒塀囲いの風情……

原宿「東坡」

東坡　ｼﾞｬｶﾞｲﾓとｾﾛﾘの細切り炒め 千三百円

• 東京,
• 中国料理,
• 根菜

六坪弱、カウンター十席の小さな中華料理店は、夜ごと、客たちの楽しげなざわめきで溢れている。魅力は、陽気な女主人と弟さんが作り出す、中国家庭料理にある。特に弟さ……

代々木八幡　「プリモピアット」　閉店

噛みしめて味わうパスタの旨さ

• 東京,
• イタリア料理,
• パスタ

わたしが「プリモ・ピアット」に通う理由は、愛してやまないヴオイエロ社のスパゲッティに出逢 えるからである。 都内の店で一番よく使われているのは、ディ・チェコ……