おいしい日記
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銀座「田中」「力」「ほろばしゃ」「やす幸」「四季のおでん」
続けて食べなきゃわからない。
食べ歩き続けて食べてみて、初めて分かることがある。 わけあって、銀座のおでん屋を5軒はしごした。 必ず、大根、はんぺん、豆腐、つみれは、必ず頼み、蕗のある店では頼んだ。……
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日本一の弁当はどれか。
駅弁大好きな崎陽軒「シウマイ弁当」を左手に、梅干しを箸でつまんで、一人思う。 欄干に足をかけ、弁当とクレイジーケンの明日を想う。 日本一の弁当はどれか。 おい……
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自由が丘「モンド」
海と森へ向かうパスタ。
食べ歩き命の豊かさをはらみながら、どこまでも澄んだ海と森がいた。 作る寸前に殻を開け、手で裂いて半生に火を通した貝柱には、いやらしい饒舌な味がなく、無垢な甘みだけが膨ら……
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西麻布「かんだ」移転
自然と誠実に寄り添う。
食べ歩き , ポエム一口飲むと、静寂に包まれた。 二口飲むと、滋養が湧き上がる。 三口飲むと、体の隅々へと染み渡る。 どこまでも清らかで、丸い。 昆布や鰹節、薄口や塩が入っている……
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古き良き東京の良心
食べ歩きうむ。これは御木さんのいうように、一つの奇跡。 残存する古き良き東京の良心である……
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水天宮「ラピヨッシュ」
サラダに命を吹き込まれる。
食べ歩き葉は、命を摘みとられているのに、まだ太陽にむけて葉を広げ、根は、大地から養分を吸おうとしていた。 サラダを噛んだ瞬間に野菜が叫ぶ。 小松菜は薄いのに、噛む喜び……
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池袋「かぶと」
人間の傲慢を思い知る。
食べ歩き命をおしいただく、恐れと感動があった。 地焼きの天然うなぎは、ふわりと歯が入った中に、歯を押し返す弾力がある。 養殖は、ぷりぷりっと、旺盛な食感で応える。 天……
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失礼ながら顔はいかついが
食べ歩き失礼ながら顔はいかついが、恐らく温かい心を持った人だと思う。 家族や仲間を、最も大切にする方だと思う。 「ドミニクブシェ」でいただいたスペシャリテ、「牛……
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刺し身にすると艶っぽく、舌をたぶらかそうと甘えてくる
食べ歩き刺し身にすると艶っぽく、舌をたぶらかそうと甘えてくる。 焼き物にすると、凛としてゆるぎなく、ほろりと崩れた身の、一片一片に甘みが溢れている。 稀代のグル……
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「スヰートポーヅ」よ永遠に
食べ歩き「餃子のうまい店を教えてやる」。 大学の先輩に連れて来られのが、「スヰートポーヅ」だった。 細長い店では、お客さん全員が餃子を頼み、黙々と食べていた……
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