食べ歩き
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荻窪「安斎」 南千住「尾花」 築地「宮川本廛」 新中野「小満津」 国分寺「うな八」 閉店 東麻布「野田岩」神田「鰻のねどこ・中川」閉店
うな丼 季節の鰻を一気に掻っこむ幸せ(一九九九年六月号)
食べ歩き荻窪 安斎 鼈甲色の美しい鰻 うな丼一筋。荻窪駅から五分ほどの住宅街にある一軒家。テーブル席八席、二階座敷の小体な店を、夫婦で切り盛る。品書きは、うな丼二千……
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阿佐ヶ谷「ピーッキーヌ」錦糸町「ゲウチャイ」信濃町「メーヤウ」
タイカレーの魔力
食べ歩きタイカレーの洗礼を受けたのは、今から二十数年前の1979年、中目黒にあるチャンタナだった。 東京にタイ料理店が、まだ三軒しかない時代である。 そんな時代である……
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中目黒「サヴォイ」現「聖林館」広尾 水天宮「ベッラ・ナポリ」 永福町「ピッコラ・タボーラ」
ピッツァの魅力は縁にあり。
食べ歩きVERA PIZZA NAPOLETANA。 この文字と職人が柄の長いヘラを持っている絵が書かれた看板を、ご覧になったことはないだろうか。六年前には皆無だった……
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蔵前「すぎ田」自由が丘「丸栄」御徒町「蓬莱屋」
とんかつのうまさとは?
食べ歩き , 寄稿記事とんかつのうまさとはなんだろう。と、とんかつ好きが開いたいくつかのホームページをのぞいてみた。柔らかい。衣の食感。濃厚。とろけるようだ。そんな言葉が並んでいる。……
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口、喉を総動員して、噛み締めるべし。
食べ歩き , 寄稿記事今年はやったもの。その一つが讃岐うどんである。 例えば「かけうどん百円」という価格で、九月に讃岐より渋谷公園通りに進出したはなまるは、一日中長蛇の列が出来てい……
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荻窪「安斎」 東麻布「野田岩」
鰻丼はいまや劣勢である。
食べ歩き , 寄稿記事鰻丼はいまや劣勢である。 鰻屋では、右を見ても左を見ても鰻重。僕はそんな希少鰻丼の擁護派である。 丼とお重の違いは器だけでない。 第一に、テーブルに置いて手……
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西麻布 「ビストロ・ド・ラ・シテ」
これぞビストロ
食べ歩き , 寄稿記事1971年に出版された、辻静夫氏の「パリの居酒屋」という名著がある。 ’あとがきで氏は、ビストロの訳に居酒屋とあてるのは、「少なからぬ抵抗がありましたが」と断……
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オムライスの命は卵にあり。半熟卵とご飯が織り成す競演に陶酔せよ。
食べ歩き , 寄稿記事白い皿に鎮座した黄色い巨体。中腹を彩る一筋のケチャップ。 オムライスが登場すると、「ワァーイ」と子供のようにはしゃぎたくなる。 いくら美食を重ねても……
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煮込み 体を芯から温めるコクとまろみ(一九九九年二月号)
食べ歩き , なんでもベスト10岸田屋 月島 病み付きとなるモツ類の歯触りとコク 「酒・岸田屋」の大暖簾を割ると、店内は戦後の下町の風情。安く質が高い刺身と煮込みで知られ、十八席のコの字……
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人形町「小春軒」
コ ロ ッ ケ ラ イ ス 六百円
食べ歩きいまや芋コロッケは、デパート食品売場の花形である。次々と揚げられる幾種ものコロッケを買い求める人で、行列まで出来るほどだ。同じように、肉屋、惣菜屋、弁当屋でも……
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