食べ歩き
(6715件)-
町寿司。
食べ歩き突き出しは、バイ貝だった。 煮え具合が、ピタリと決まっている。 お魚は、まずマコガレイとアジを切ってもらおうかい マコはうまみが充分にあり、アジもいい。 背か……
続きを読む -
晩春を愛おしむ。
食べ歩きご主人は、流し缶から取り出して切り、氷水に落とされた。 器に盛り、下地を注ぎ、天にワサビを乗せる。 馴染ませ、食べやすくするためだろう。 わさびに極々少量の……
続きを読む -
蛸と鮑と米の抱擁。<シメご飯が好き>
食べ歩き , シメご飯「新楽記」で作ってもらった、鮑汁章魚飯 鮑汁タコ炊き込み飯。 アワビの戻し汁とタコのうまみが米に吸い込んで。そりゃもうたまりません。 ……
続きを読む -
ねぎまの艶。
食べ歩きはあ。 思わず見惚れた。 こんなに美しい「ねぎま」は、初めてである。 箸をつけることをためらわせるほど、色っぽい。 口にすれば、はらりと身が剥がれ、上質な脂が……
続きを読む -
新生姜のわらび餅 <1日1甘>
1日1甘 , 食べ歩き新生姜のわらび餅 金沢「片折」 一切のけれんみがない菓子。 体の中を爽やかな風が吹き抜けていく。 ……
続きを読む -
納豆道。
食べ歩き私の納豆の食べ方。 1.まず、小粒、中粒、大粒、ひき割りのどれを選ぶかであるが、好みとしては中粒だった。 理由は、米より存在感が大きいがでしゃばりすぎず、豆……
続きを読む -
新宿中村屋カレー
食べ歩き祖母は、小学生の孫を連れて買い物に行くのが好きだった。買い物といつても、和菓子か、書道関係のもの、扇子などである。孫の楽しみは、食であった。デパートの大食堂で……
続きを読む -
名古屋「とんかつみとん」
草芳豚。
食べ歩きそのとんかつは、草の匂いがした。 いやとんかつに限らず豚肉料理で、草の匂いを感じたことはない。 豚の名前は、「様似ボーク」という。 北海道の様似、完全放牧を……
続きを読む -
金沢「片折」
足さない勇気。
食べ歩き引き算の料理という表現がある。 言葉のニュアンス的には、灰汁や汚れを引くというよりも、今まで足していたものから無駄なものを引いていくという考えがある。 しかし……
続きを読む -
浅草「弁天山美家古寿司」
82歳の寿司職人。
食べ歩き昭和18年生まれだから、今年で82歳になられるのだろうか。 久々に5代目内田正さんに握っていただいた。 ご主人の前のポールポジションである。 昔に比べると、い……
続きを読む