よくサラダを頼むことが多い

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よくサラダを頼むことが多い。
サラダには、野菜の質、組み合わせ、切り方、茹で具合、盛りつけ、ヴィネグレットの味の塩梅と量、和え具合、温度など、様々な料理の要素が詰まっている。
僕がシェフだったら、それぞれの切り方や大きさなど、悩みに悩み、ストレスを感じてしまうだろう。
理想は、「ラブランシュ」の「こだわり野菜のサラダ」である。
さて。軽井沢「モデスト」でも、サラダを頼んだ。
軽井沢インゲンは、もぎ立てのようにみずみずしく、皮をむかれたトマトは甘すぎず、ブロコッリーやカリフラワーの固さを残した茹で具合がよく、マッシュルームは香り、空豆やサヤインゲンは春を伝える。
一つとして余計な要素がなく、それぞれに愛された野菜達は、すっきりと、体に清明な空気を送りこみ、浄化をしてくれる。