東京とんかつ会議228茅場町「茅場町とんかつからさわ」ロースカツ御膳150g 2200円

東京とんかつ会議228茅場町「茅場町とんかつからさわ」
ロースカツ御膳150g 2200円
【肉3油2衣3キャベツ2ソース2ご飯2味噌汁2お新香1特記上ヒレカツ合計18点】
ご主人唐澤さんは、長年外食産業の調理ではたらき、とんかつ屋を開いたのだという。低温でじっくりと揚げた、白に近い、淡い茶色の衣をまとったとんかつである。
ロースカツを頼むと、一切れが断面を見せて盛られるが、均一に火が通され肉の色合いに、透明な汁がうっすらと滲み出ている姿が美しい。
背脂が少し掃除されたロース肉は、きめ細かく、綺麗な味わいがある。衣は中粗で、微塵も剥がれることなく、肉にピタリとくっついている。
網に置かれた下面は、切ったときに流れ出た肉汁と脂で湿っているが、サクサクと弾ける上面の衣が、濡れた下面を感じさせないほど痛快な歯触りを見せる。ただしラードの甘い香りが弱いのが、寂しい。
脇役陣は、輝くごはん、ネギと微塵切り根菜が入った味噌汁、甘辛味が強いソース、サイズが異なる細切りキャベツ。そしておしんこはなく、野菜のピクルスとポテトサラダ、ひじき煮がつく。
おしんこがないのは寂しいが、とんかつの味を一旦リフレッシュさせるという意味では、ピクルスの存在はいい。
溶き辛子とわさびが皿の縁につき、わさび塩で食べるといいとあったが、残念ながら練りわさびでは、肉の魅力を台無しにしてしまう。
上ヒレを一切れ、追加したが、臭みは微塵もなく、ふっくらと揚げられて、香りも高く、上出来だった。