東京とんかつ会議 222回 浜松町「とんかつ わか葉 浜松町店」国産銘柄豚上ロースかつ定食2450円

  • 中が冷たい?

東京とんかつ会議 222回 浜松町「とんかつ わか葉 浜松町店」国産銘柄豚上ロースかつ定食2450円
【肉3衣2油3キャベツ 2ごはん2味噌汁 2 お新香2ソース 2特記半熟玉子フライ合計19点】各項目3点満点特記1点総計25

博多から来たとんかつ屋である。粗目の衣は薄茶で、肉の断面はグラデーションなく、一面 薄桃色に輝いている。
噛めば、肉質はきめ細かく、柔らかいというより、肉を噛み締める喜びがある。
そんな凛々しい肉と対照的な、糖度を抑えて、低温で揚げきった衣の軽さがいい。
サクサクと音を立てる霜柱系の衣は、30分近く揚げているのに、油切れがいい。またランチの薄く、短時間で揚げる作業と並行していのに関わらず、きっちりと揚げ切っている。
ただ惜しむらくは、休ませる時間が少ないのだろう。切る時に肉汁が流れ出て、下側の衣が完全に湿気でいることであった。。
味噌汁は、福岡では珍しい赤味噌で、豆腐と薄い小町麩が入っている。お新香は大根と胡瓜の浅漬け、キャベツはやや太切りで、量が多い。ソースは甘め、ご飯は白いご飯と雑穀米が選べる。
薬味は、辛子、わさび、白醤油、塩ポン酢で、白醤油にカラシを溶き入れ、漬けて食べてもおいしかった、
珍しい半熟玉子のフライがあり、これをご飯に乗せて、白醤油をかけてかき込む。少し背徳感があっていいい。